私、わがままだから。(Ryosuke.Y) ２

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Ryosuke side




映画館を出て歩いていると






『なんか、カッコいいね』






突然そう言ったから

Aの目線の先を見てみるけど

男なんて何人もいて誰のことかはわからない






『涼介だよ、バーカ！』



涼介「え！？俺？」



『早く行こ！おいてくよー』



涼介「え、ちょっと！」






調子乗ってもいいよね？

好きな子にカッコいいって言われたんだよ







涼介「ね、もっかい言って？」



『なにがー？』



涼介「カッコいいって！」



『散々言われてるでしょ』



涼介「Aに言ってほしいのー！」



『なんでよ！』



涼介「なんでも！ね？」



『もう！、、、、カッコいいんじゃん？』



涼介「疑問形！？」



『ふふっ』







Aの言葉と笑顔に癒されて

気づけば、レストランに着いていた。
















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