私、わがままだから。(Ryosuke.Y) ２

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Ryosuke side




学校を出て向かったのは、駅前のカフェ。

パフェだの、パンケーキだの

期間限定でいちごのスイーツがあるらしく、、






『今日は私の奢りだから！好きなの食べて！』



涼介「は？いや、それはダメだって」



『ダメって、、ご褒美の意味なくなるじゃん』



涼介「Aといられるなら十分、ご褒美だって」



『なにそれ。いつも一緒にいるじゃん！』



涼介「そうだけど、、、、」



『ね？今日は奢らせて？』



涼介「、、、、、わかった」






女の子に、好きな子に奢ってもらうという

男としてあってはならない状況になってしまった。



そんな、2人で居られる時間が楽しくもあり

この時間を明日は大ちゃんと過ごすと思うと

悔しいくも、寂しくもあった。






『あ、平均点とれたらのご褒美、何がいいの？』



涼介「、、、なんでもいい？」



『まあ、できる限りなら？』



涼介「じゃあ、日曜！俺とデートしよ！」



『ぷはっ、ちょ、デートって！しかも日曜って部活

あるじゃん！』



涼介「でも、午前だけっしょ？だから、一旦家帰っ

て、シャワー浴びて、また集合！どう？」



『いいよ？平均点超えたらね！！』



涼介「あ、そうだった、、、」






2人でデートするという約束をし

いつも通り2人で家に帰った。



ご褒美もらえますように、、、、




















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