私、わがままだから。(Ryosuke.Y) ２

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Ryosuke side






涼介「、、、あ！」



大貴「ん？どうかした？」



涼介「あ、いや！なんでもない！」







そう、グラウンドに入ってすぐ目に映ったのは

愛しいA。





ではなく、この前Aと歩いてた

伊野尾先輩とかゆう人。



Aから聞いた話だと

あの人は部活に来たことない幽霊部員だって。

なのに、制服のままではあるけど

グラウンドでふらふらしてる。








あ！いたいた！愛しい幼馴染が！！



Aを見つけ、駆け足で近づいて

名前を呼ぼうとしたその時







？「あ、Aちゃんじゃん！」



『あ！伊野尾先輩！お久しぶりです！』



慧「久しぶり！Aちゃん、もしかして、マネー

ジャーやってくれんの？」



『あ、はい！そのつもりです！』



慧「そっかー！じゃあ、俺も部活やろうかな」



『とか言って、全然やる気ないじゃないですか！」



慧「あ、バレた？、、、、でも、会いには来るよ。

Aちゃんに」



『その時は、、、着替えてから来てくださいね？』



慧「ええー！」






ハッキリと聞こえる2人の会話。

1回会っただけだろ。仲良すぎんだよ！



俺はAと話すタイミングを見失い

ボーっと立ち尽くしていた。














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