45 ページ45
You side
教材を教卓に置いて、席に向かう。
『おはよ』
瑞「大変だねー朝から手伝い？」
『まあ、うん。ちょっと早く着いちゃって(笑)』
さすがに怪しまれることはなくて一安心。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♪キーンコーン カーンコーン
瑞「やっと終わったー！」
涼「まじ長いよな、疲れた」
『おふたりさん、まだあと1時間残ってるけど、、』
涼「えっまじ！？」
瑞「あ、今日じゃん。文化祭の決めるやつ」
涼「うっわ、そうだった」
『まあまあ。進めるの私たちだし、そろそろ前行こ』
涼「はーい」
瑞「がんばれー」
そんな会話をしてると、授業開始のチャイムが鳴った。
『例年通り、劇は3年生限定なので、それ以外でなにかやりたいこととかありますか？』
「はい！メイド喫茶！！」
涼「おい、男どうすんだよ(笑)」
「はい！じゃあ、女子はメイドで男子が執事は！？」
「いいねー」 「さんせーい！」
なんか凄い盛り上がってきて
このまま決まっちゃいそうだけど、、、
正直、メイドは嫌だなあ
無理だよ、、恥ずかしい！！！
でも、みんな賛成してるのに
やりたくないなんて言えないし。
なんて思ってると、涼介が小声で話しかけてきた
涼「どうした？」
『いや、メイドはちょっと、恥ずかしいし嫌だなって。あ、でも、みんな賛成してるからしょうがないけど、、、』
涼「なるほどね、、あ！」
何か閃いたようにそう言うと、
今度は大きな声でみんなに向かって
涼「メイドと執事もいいけど被りそうだから、コスプレ喫茶にしない？メイドも執事もできるし、他の衣装も着れるし。抵抗ある子も参加しやすいかなーって！」
「それにしようよ！！」 「たしかに！そっちのがいい！」
涼「じゃあコスプレ喫茶で！決定！拍手！！」
涼介の提案にみんなが賛成して、
クラス中は拍手喝采だった。
『ありがと、助かった(笑)』
涼「どういたしまして。まあ、俺も執事とかあんまやりたくねえし(笑)」
『いや、涼介はコスプレ喫茶でもそんな感じの着させられるでしょ』
涼「おい！笑」
今回ばかりは涼介に感謝だ。
でも、コスプレ喫茶でも
何かしら着替えないといけないよな、、
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 275人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢羽(プロフ) - 姫乃さん» ありがとうございます！！嬉しいです！がんばりますね！ (2019年8月7日 9時) (
レス) id: 1e8f7f11fa (このIDを非表示/違反報告)
姫乃 - すごい面白いです！めっちゃキュンキュンします！これからも頑張ってください！ (2019年8月7日 8時) (レス) id: 9e2d6dd53f (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - ことなさん» ありがとうございます！！もう少ししたら続き出します！お待ちください！！ (2019年5月26日 0時) (レス) id: 1e8f7f11fa (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごく面白いし、ドッキ！としたので続きが読みたいです！ (2019年5月25日 16時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - たぴ岡さん» お！一緒です！！ありがとうございますm(_ _)m (2018年10月10日 1時) (レス) id: 1e8f7f11fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢羽 | 作成日時：2018年9月11日 19時
