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You side
大「あ、ごめん!ご飯まだって聞いてたのに話し込んじゃった」
『いや、全然大丈夫です』
大「そっか」
ひとりでご飯を食べるより
ふたりで話してたい、なんてわがままを
先生に押し付けたりはできないし
かといって、ひとりになりたくもない。
頭の中でぐるぐると考えている間の数十秒
お互いに無言になってしまった、、、
この時間が長くなるほど
次の言葉が見つからなくて、、
また、頭の中でぐるぐると考える。
すると、少し遠くで ゴホン と咳が聞こえた。
大「あのさ、今日やることってご飯以外にある?」
『えっ?いや、今日はなにも、、』
大「じゃあ、また電話かけていい?」
『え、あ、はい。』
思いもよらぬ提案でびっくりした。
でも、家に帰ってからも
誰かと話せるのが嬉しくて、楽しくて。
見られてるわけでもないのに
小さくガッツポーズをした。
大「もうちょい学校いないとだし、家まで30分くらいかかるからさ。ご飯食べてゆっくりしてて? 」
『あ、はい。わかりました』
まだ先生は学校なのか。
てか、学校でこんなに電話してていいのかな?
土曜日だから人少ないのか。
ってまた色々考えてると、
大「なーんか口数減ってない?笑」
『えっ?』
「電話、嫌だったら断ってくれていいんだよ?」
.
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夢羽(プロフ) - 姫乃さん» ありがとうございます!!嬉しいです!がんばりますね! (2019年8月7日 9時) (レス) id: 1e8f7f11fa (このIDを非表示/違反報告)
姫乃 - すごい面白いです!めっちゃキュンキュンします!これからも頑張ってください! (2019年8月7日 8時) (レス) id: 9e2d6dd53f (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - ことなさん» ありがとうございます!!もう少ししたら続き出します!お待ちください!! (2019年5月26日 0時) (レス) id: 1e8f7f11fa (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごく面白いし、ドッキ!としたので続きが読みたいです! (2019年5月25日 16時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - たぴ岡さん» お!一緒です!!ありがとうございますm(_ _)m (2018年10月10日 1時) (レス) id: 1e8f7f11fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢羽 | 作成日時:2018年9月11日 19時