恋をしました。(Daiki.A)

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Daiki side





この時間に女の子を1人で帰すなんて、、、


立場上、送ってやれないことを悔やみながら
歩き出した背中を見つめていた。







『あ！』







そう言って突然振り返ったAさん。


ん？と首を傾けて
次の言葉を待っていると






『ごちそうさまでした！おやすみなさい！』






笑顔でそう言い残して、また歩き出した





今日初めて会った、俺の初めての生徒。


それだけなのに、、
さっきの笑顔は俺の頭から離れなかった。





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You side





『ただいまー！』





いつものようにドアを開けても
返ってくることのない “おかえり” の声。



こんなの当たり前のはずなのに
今日はやけに寂しく感じる、、





♪ｐｒｒｒｒｒｒｒｒｒ





『はい、もしもし』





相手を考えることもなく
突然鳴った家の電話をとった












「もしもし、有岡です」















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