炎柱の継子はモテモテ?!

拾伍 ページ22

貴方side

これじゃ、頚を、切れない！
近づかなければ！

ドン

師範も同じことを考えていたのだろう、近づいている

猗「この素晴らしい反応速度」

ｶﾞｶﾞ

猗「この素晴らしい剣技も失われてゆくのだ杏寿郎A！悲しくはないか!!」

煉「誰もがそうだ人間なら！！当然のことだ」

『炭治郎！動くな！！傷が開いたら致命傷になってしまう！そこに待機してなさい！！』

ギャャ

猗「弱者に構うなA!!全力を出せ俺に集中しろ!!」

『光の呼吸 参ノ型 明明』

煉「炎の呼吸 伍ノ型 炎虎」
破壊殺・乱式!!!

ﾄﾞｫﾝ

猗「杏寿郎、A、死ぬな」

『ハァハァ死ぬ訳、無いだろう！』

猗「生身を削る思いで戦ったとしても全て無駄なんだよ、お前らが俺に喰らわせた素晴らしい斬撃も全て完治してしまった」

猗「だがお前らはどうだ、杏寿郎は砕けた肋骨、傷ついた内蔵、Aは潰れた右目、砕けた左腕
もう、取り返しがつかない
鬼であれば瞬きする間に治る、そんなもの鬼ならばかすり傷だ、どう足掻いても人間では鬼に勝てない」

『だから、なんだと言う！取り返しがつかなければなんだ！人間は素晴らしい生き物だ！それが、お前ら鬼に何がわかる!!!』

煉「Aの言う通りだ！俺達は俺達の責務を全うする！ここにいるものは誰も死なせない！」

『光の呼吸 奥義』

煉「炎の呼吸 奥義」

猗「素晴らしい闘気だ！それほどの傷を負いながらその気迫、その精神力、1部の隙もない構え、やはりお前らは鬼になれ杏寿郎！A！」

猗「俺と永遠に戦い続けよう！」

術式展開



捌ノ型 陽光

玖ノ型 煉獄

破壊殺・滅式

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝ



腕は切り落とした、だが、私は攻撃を受けてしまった、師範は、まだ攻撃を受けていない、

『師範！頚を！』

煉「分かっている！」

やばい！腕が再生している！師範が、殺られる！

私が今、この体力で出せる最後の技

『光の呼吸 陸ノ型 炎光！』

体力が、やばい、師範は、




よかった、やられてない、腕の再生が通常より遅いだろう、それまでに！どうか！

煉「うおおおお」

猗「(くそ！陽が出てきた)離せ！杏寿郎！」

ｶﾞｷﾝ

ああ、師範の刀が折れてしまった、

そのまま猗窩座は日光を避けるように逃げていった

『師範、すいません、私があの時動ければ仕留めれたのに、』

煉「いや、Aはよくやった、喋るんじゃない傷が悪化する」

『はい、』

そして、私は気絶してしまった

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