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「ほらね、どうでもよかったでしょう?」
『うっ…』
担任は先ほど「じゃあな!授業に遅れんなよ!」と手をふり爽やかな笑顔で去っていった。
どれだけポジティブなんだと気付かされたが、私が怒られることはなかった。
どうでもよくはないと思うが。
『……でもなんか、良いのかなって思うんだけど』
「もう過ぎたことでしょ」
『過ぎたことって本当についさっきなんですけど!?』
しかし、真冬の言い分もあるだろう。
先生は特に支障はないしドアが倒れたままリフォームまで体育倉庫を使うと言っていた。
もう過ぎたことなのかもしれない。
「_____で、」
『え?』
急に廊下に立ち止まる彼の方を見る。
先ほどと何らかわらない表情をしていたが、直感が違うと判断していた。
「告白の返事は?」
『………………え、あっ、……』
ど、どうしよう。
昨日起きたことが告白よりも衝撃的で考えていなかった。
早く答えた方がいいのかな。
告白なんてされたことないからわからない。
「……昨日僕はあんなに情熱的な告白をしたのに忘れたの?」
『じょ、情熱的って……』
え、そうなの?
あの皆嫌いって言う前置きをしておいて私を好きって言うのは情熱的なの?
混乱している合間に、私の手を取り始める相川。
周りの目も少しずつ私たちを見始めた。
「____え?相川くんと……山本さん?」
「え?誰あの子!相川くんとどんな関係……?」
コソコソと噂話が聞こえる。
皆に見られている証拠だ。
私はすぐにこの場から逃げたくなったが、こんなにも真剣に見つめる相川の瞳から逃れることなどできるのだろうか。
「______A、好き。大好き。僕と付き合って?」
「キャァァ!!」
「え!?告白!?あの子に!?」
「やだっ!しんじらんないっ!」
彼が言ったとともに、私の声より先に聞こえたのは周り(ほとんど女子)の声だった。
面倒くさいことになってしまった……。
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ちょこ - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (2021年3月14日 1時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
鶯餡(プロフ) - リート@暫く浮上しません。さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません……!!ありがとうございます!そういっていただけてとても嬉しく思います!はい!だらだらします!()コメントありがとうございます! (2019年11月9日 21時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
リート@暫く浮上しません。(プロフ) - 完結おめでとうございます。最初から最後まで二回も見るくらい、面白い作品でした。羨ましい。ゆっくり休んで疲れを癒してくださいね。改めまして、完結おめでとうございます。 (2019年10月4日 7時) (レス) id: 5e7567a452 (このIDを非表示/違反報告)
鶯餡(プロフ) - 雨月冷さん» こちらこそいつもみていただきありがとうございます!!このお話、結構ストーリー凝っていたのでそういっていただけると頑張った甲斐があります!はい!是非楽しみにしていてくださいね!頑張ります! (2019年10月3日 23時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
鶯餡(プロフ) - 絆さん» こちらこそいつもありがとうございます!!あ、その心配はありませんよ!私、めちゃめちゃずぼらですので!!( ・`д・´)ご心配していただけて誠に嬉しく思います!ありがとうございます!!!! (2019年10月3日 23時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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