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翌日。私は練習場まで足を運び、真冬とそらるを連れて練習を眺めていた。
真冬は日傘を持ち、私にかけていて、そらるは顔を赤らめながらも私の手をぎゅっと握っていた。
「___ふっ、A様と手を繋げるなんて、光栄と思った方がいいですよ？」
「な、なんだよお前……！」
本当は、そらるは私の後ろで待機、だったが、
そらるは私よりも極度の人見知りらしく、私の後ろで剣と剣がぶっかりかったり、整列したりして訓練している様を見ては震えていた。
そんな彼に黙って手を繋ぎ、彼は驚いた顔をしたがしばらくでおさまった。
真冬の黒い笑顔が少し怖いが、そらるが怖がってる方がひやひやさせられる。
『真冬、あんまりいじめないの』
「___はい。そうですね。僕がいじめていいのはA様だけですもの」
溜め息をはきながら、真冬に忠告を済ませる。
そして、肝心の真冬は反省していないようで。
少しにやりと笑い、からかうかのようにいじめ
る宣言をした。
それに真っ赤になりながら言い返せないでいると、そらるは口を開いた。
「このドえす！さぞ！さでぃすと！さいこぱす！」
「何か言いましたか？」
「ひっ……！」
そらるの手を握る力がぎゅっと強まる。
私自身も、「何か言いましたか？」の笑顔はすごくすごくの怖かった。
「____あ！A様ぁぁ！！」
そして、元気な青年の声が聞こえた。
声の方向へ目線をそらすと、そらした先には、今気づいたと言わんばかりににこにこと笑い、私に手をふっている男がいる。
____そう。優だ。
新人にして騎士団のトップにたった、あの優。
どうやら今から、団員と対決をするらしい。
てか、そんな大声で私の名前呼ばないでよ！皆見てるじゃない！
と突っ込みたくなるのを堪え、目をそらして、赤い顔のまま、控えめに手をふる。
それが嬉しかったのか、優はさらにぱぁぁっ！と明るくなった。
「絶対！絶対〜！頑張りますから！」
『___え、ええ』
にかっ！と日差しの中、光のように笑う彼。
ほとんどなにも言い返せずにいると、いつのまにか優と団員の一人が、戦闘の準備に入っていた。
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ちょこ - とてもよかったです！結ばれたあとのお話が欲しいです！ (2020年1月15日 20時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
鶯餡(プロフ) - mokoさん» ありがたいです……！！！ですけど、きちんとお目目休めてくださいね！……ありがとうございます！！頑張ります！(Ｏﾟ皿ﾟＯ) (2019年10月3日 23時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
鶯餡(プロフ) - 絆さん» はい！やから始まってので終わる鶯餡です！ありがとうございます！！！！私ハッピーエンド主義者なので、そこ思いが伝わっていましたらとても幸いです！はい！頑張ります！(返信遅れて誠に申し訳ございません……) (2019年10月3日 23時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
moko - 最初から最後まで１日で読みきってしまいましたww次の日学校なのにオールしましたwwすっごい面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています♪ (2019年9月30日 5時) (レス) id: 711f63988a (このIDを非表示/違反報告)
絆 - やからはじまってので終わる鶯餡さん！！鶯餡さんの作品大好きです！！鶯餡さんの作品はどの作品を読んでいても心が暖かくなります！これからも楽しみにしています！無理はなさらないでください！ (2019年9月7日 19時) (レス) id: da343c4ed4 (このIDを非表示/違反報告)
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