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泣き止んでからしばらくしたあと、もう一人の陽気な声が聞こえた。
「___あれぇ？まふくんにAさんじゃないですか！」
「___天月くん！って！Aさんと知り合いだったの！？」
「うん！まふくんも知り合いだったんだね！」
翔太くん。
___言わなきゃ。喧嘩したこと。
「__さっきそらるさん家よったんだけどさ、そらるさんいなくてー……」
「そうなの？じゃあAさんに頼んだら？」
「そう！丁度帰ろうとしたときに見かけたからさ、頼もうと思ったの！」
(確かに、彼方の家には合鍵はもらってるけど……。彼方いないのか……。)
仕方ない。だけど帰ってくるだろうし、その間家まで待ってよう。
少し気分がブルーになるのを押さえて、私は声をあげた。
『__いいよ！私も彼方に話があったし』
「__やった！ありがとうございます！」
「僕もいく！僕もいきます！」
「まふくんは用ないでしょ！」
「いいからいくんです！」
あはは！と笑いがこみあげる。
楽しい。類は友を呼ぶ……みたいに、彼方の友達はきっと優しい人ばかりなのだろう。
そう思うだけで、無意識に笑みがこぼれる。
彼方……。帰ったらたくさん謝るよ。何でもする。だから、許してくれないかな。
彼方に真冬くんがすごくかっこよかったって言いたいんだ。真冬くんがあんなにも素敵だったった話したいの。
「じゃあさっそく！そらるさん家へレッツラゴー！」
「おー！」
『あ、あはは……』
ノリノリの天月くんと真冬くんに、苦笑いを送る。
そこまで楽しみか？と思ったが、ツッコミしないでおいた。
*******
「___はぁ、いつきてもきれいだなぁ」
「そらるさんですからね！そらるさんが清潔じゃなかったら引きます」
『え』
感嘆の溜め息をつく翔太くんに対し、真冬くんはぶっ飛んだことを言い出す。
それに驚いたが、聞かなかったことにした。
『__そこに座っといて……なんて、家の主じゃないんだけど』
「ふふっ、大丈夫ですよ」
恥ずかしくて照れ笑いすると真冬くんはくすっと微笑み、翔太くんと共に、ソファに腰かけた。
紅茶をだそう。
そう思いかちゃかちゃとガラスの音を鳴らして紅茶を作る。
前に彼方に言われたお客さん用のカップを使って、紅茶をそれにいれる。
カップをトレーに置いて、水面を揺らしながら紅茶を持っていく。
そこから向かい側のソファに座った私と真冬くんと翔太くんは、雑談を交わした。
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ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！ (2020年1月7日 18時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
優華 - めちゃくちゃ面白いです！ (2019年10月23日 17時) (レス) id: ee8e84d10b (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - あああああ飛んできたらこっちも尊かったです。目から涙出てきました…(;_;)とても面白かったです！！また他の作品も読ませていただきます！ (2019年8月26日 17時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(主にDS)(プロフ) - って一人で混乱してたわw過去最高(多分)の長文コメでごめんね！無理だけはしないでね！遅れたけど、本当にお疲れ様。頑張ったね！ (2019年8月24日 13時) (レス) id: 1e511e327c (このIDを非表示/違反報告)
夜空(主にDS)(プロフ) - つつ、小説を読み続けると夢主が大好きって言ってないって言ったときにそらるさんが起きてくれていい意味で胸がギュッとなってめっちゃめっちゃ良かった(o^^o)番外編も嫉妬してると思うと可愛くて、久々にニヤニヤした気がするw嫉妬�△蓮△笋个�w二人ともいるんじゃ？ (2019年8月24日 13時) (レス) id: 1e511e327c (このIDを非表示/違反報告)
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