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「__まぁ、怪しいのは仕方ないとして、そらるさんこそ、どうして楽器屋に？」
「__ほら、最近主題歌とか担当するようになってきただろ？だから幅広いジャンルの曲が作れた方がいいかなってさ」
「ふーん」
「聞いといてなんだよその態度……」
(主題歌？曲？作る？まさか彼方って曲作る人なの？
え？じゃあまふまふさんとの打ち合わせも？え？まさかまふまふさんも曲作る人？ワケわかんない……)
混乱しすぎて頭がクリアになっていくので、それを防ぐべくまたミルクティーを口に含む。
「まぁ、根本的に曲作りは遅いんだけどさ」
「あー、まふくんとか結構早いですもんね」
「別に俺、音楽目指してた訳じゃねぇし……」
「あははっ、でも結構曲作ってこの間テレビでたじゃないですか」
「やめて……あれ見るときめっちゃ恥ずかしかったから」
(何を話しているのかさっぱりわからない……。
曲作り？やっぱまふまふさんも曲作ってたのか……。てか今天月さん、テレビでたじゃないですかって言わなかった？え？彼方ってテレビでてんの？まじ？有名人なの？)
疑問符ばかりが浮かび上がっていくうち、天月さんの本名を聞いていなかった……。始めからあだ名であろう天月って名前で呼ぶのも何かおこがましい気がする。
聞けばいいだろう。そう思われるかもしれないけど、何か突然聞くのも変だし……。
とにかく、話に入れない。私はもはや空気と化している。だから黙って優雅にミルクティーを飲むしかできない。
「__まだ作業が終わってないから、早めに帰るよ」
「え、いいんですか？そらるさん、最近忙しいってまふくんもいってましたよ？」
「今が頑張り時なの。いくよ。A」
『あ、う、うんっ』
ぐいっと手首を引っ張られ、急かされるように私はあるく。そして、何かに気づいてしまった。
天月さんの横を通りすぎる時に、何か悪寒のようなものが私を襲う。鳥肌や冷や汗もたち、急ぎ足でも恐怖を感じる。
周りを見ても、誰も私を見ていないのに、何故？と疑問符を浮かべる。
まるで、何か、私を恨んでるみたいな___
そこから考えるのはやめた。怖かったから。
私と彼方は肩を並べて、帰り道を歩いた。
*******
狭い文章でも読んでくれるあなたに感謝しかありません(*´ー｀*)
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ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！ (2020年1月7日 18時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
優華 - めちゃくちゃ面白いです！ (2019年10月23日 17時) (レス) id: ee8e84d10b (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - あああああ飛んできたらこっちも尊かったです。目から涙出てきました…(;_;)とても面白かったです！！また他の作品も読ませていただきます！ (2019年8月26日 17時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(主にDS)(プロフ) - って一人で混乱してたわw過去最高(多分)の長文コメでごめんね！無理だけはしないでね！遅れたけど、本当にお疲れ様。頑張ったね！ (2019年8月24日 13時) (レス) id: 1e511e327c (このIDを非表示/違反報告)
夜空(主にDS)(プロフ) - つつ、小説を読み続けると夢主が大好きって言ってないって言ったときにそらるさんが起きてくれていい意味で胸がギュッとなってめっちゃめっちゃ良かった(o^^o)番外編も嫉妬してると思うと可愛くて、久々にニヤニヤした気がするw嫉妬�△蓮△笋个�w二人ともいるんじゃ？ (2019年8月24日 13時) (レス) id: 1e511e327c (このIDを非表示/違反報告)
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