第37話 ページ40
「妖眼?父さん、なんですかそれ?」
高山鬼太郎は妖眼を分からなくて、聞いた。
「妖眼というのはな、人や妖怪の力をオーラを纏って見えるというものじゃ。じゃが、あれはデメリットが大き過ぎる」
「デメリット?」
「嗚呼。妖眼は相手の力が視え過ぎるんじゃ」
「六眼みたいだな」
「六眼?」
藍坊主はそう言い、高山鬼太郎は頭に”?”を浮かばせた
「六眼は特異体質に属する両目なんだ。術式と呪力を詳細に見ることが可能なんだよ。だけど、視え過ぎる故、疲労が溜まるんだ」
「…確かA、話を始める前、目頭を押さえてたな」
コックリさんは、あの時ため息をついたAが、目頭を押さえてたのを思い出した。
「妖力の視すぎで疲れてたんじゃろうなぁ…」
「でもさ、なんでAはさ、さっきああなっちゃったの?」
「鬼太郎が怒りで妖力を倍増さてたじゃろ」
「それで疲れてたのが、限界を迎えたんだろうな」
「………」
「鬼太郎?どうした?」
高山鬼太郎は俯いていた。
「僕のせいで…Aちゃんが…」
「鬼太郎…」
「Aはお前のせいとは思ってないぞ」
「でも…」
「コックリさんの言う通りです」
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波紋(プロフ) - マリイさん» すみません<(_ _)>それは難しいですが、この小説にバルモンドを出す事は考えてます。遅くなりますが、それまでゆっくりお待ちください (2022年10月5日 8時) (レス) id: 2934ac33a1 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 鬼太郎5期の西洋妖怪バルモンドの小説も書いてほしいです バルモンド大好きで (2022年10月4日 16時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:波紋 x他1人 | 作成日時:2021年12月31日 19時