第20話 ページ23
「祓…えた…」
Aはその場に座り込んだ。
「はぁ…はぁ…」
やっぱり、難しい…。ってかキッつ…呪力があまりないな…。さっきのは猫又さんだったから無意識に力を制御してたと思うけど…今のは呪霊相手…加減は無理…。
座り込んだAは色々と考えていた。
「大丈夫か」
蒼坊主はAに駆け寄り、しゃがんで目線を合わせて聞いた。
「大丈夫…です…」
Aは蒼坊主に心配させないように、嘘をついた。
(嘘をついてるな…)
蒼坊主はゆかが嘘をついてると分かった。
「ッ!!?あ、蒼坊主さん!?」
え?嘘嘘嘘嘘!?蒼坊主さん嘘やろ!?え?え?え?
「どうした?」
「え、いや、だ、だって…蒼坊主さん…な…何で…だ、抱っこ?してるん…すですか?」
蒼坊主はAを片手抱っこしていた。
「ああ、急にすまんな」
「い…いえ…大丈夫…です…ですが…何故…抱っこ…を…?」
Aは片手抱っこをされ、驚きと照れで途切れ途切れで言った。
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波紋(プロフ) - マリイさん» すみません<(_ _)>それは難しいですが、この小説にバルモンドを出す事は考えてます。遅くなりますが、それまでゆっくりお待ちください (2022年10月5日 8時) (レス) id: 2934ac33a1 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 鬼太郎5期の西洋妖怪バルモンドの小説も書いてほしいです バルモンド大好きで (2022年10月4日 16時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:波紋 x他1人 | 作成日時:2021年12月31日 19時