91 お泊まりの朝 ページ41
翌日
「んっ……」
Aは起き上がる。
「…ん…？」
周りを見渡す。
「…んぇ！？」
末吉「ん……なに…」
「しゅ、しゅっ…秀ちゃん！？」
末吉「…起きたん…」
「お、起きたけど…な、何で！？」
末吉「お前起きないから…」
「そ、そう…」
末吉「何もしてねーから安心しろ」
「わ、分かってるよっ…」
末吉「んーっ…」
「…ねぇ秀ちゃん」
末吉「ん…？」
「冷蔵庫何かある？朝ご飯作るけど」
末吉「…ん、多分」
「OK」
リビング
ﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝ…
末吉「…久々にAの手料理食うかも」
「彼氏に作るのは初めてだけど？」
末吉「居た事ないんだっけ」
「うん。初彼氏」
末吉「そか」
ジッと見つめる
「…何？」
末吉「全部初めてなん？」
「…そうだけど…？」
末吉「…彼氏出来んかった理由が分からん」
「なっ…失礼なっ…」
末吉「何でなん？」
「知らないよ…」
Aの所に行く
「ん…？」
ｷﾞｭｯ
「どうしたの？」
末吉「…何か抱き締めたくなった」
「何それ…w」
末吉「…なぁA」
「何？」
末吉「忘れられない人ってさ」
「…うん」
末吉「…めっちゃかっこいい人やった？」
「…何で？」
末吉「そんだけ惚れてたんやなぁ…って」
「んー…かっこよかった。でも、優し過ぎたかな」
末吉「優し過ぎた？」
「うん。八方美人ってやつ？…何事も頼まれたら断れない性格でさ、バカ真面目っていうかさ…何か…嫉妬ばっかさせられたなぁ…」
末吉「へぇ〜」
「ホント…言い逃げってやつされたよ…死ぬ間際に言われても何も言えないし」
末吉「そやな」
「…でも、歌詞書いてたら…結構吹っ切れるんだよね。あんな事もあったなぁ…って思えるんだよ」
末吉「そか。…吹っ切れそう？」
「うん。多分大丈夫」
末吉「そか」
「うん」
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美紀 - AAAみさちぁと秀太くん寄りのオールです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月28日 18時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AAA_Da_iCE | 作成日時：2019年12月24日 17時
