16話 ページ16
フジさんがいるであろう楽器屋に来てみると、艶々な黒髪！あれは正しく…！！
｢あああフジさんんん！相談乗ってくださいいい｣
半泣きになりながらフジさんに迫ると、後ずさりされてしまったが関係ない。話を聞いてくださいとフジさんに泣きつく。
｢ちょ、ちょっとまってね！お客さんみてるから！お、落ち着いてね！！｣
と、フジさんはレジ近くのカーテンを開けると私を中に入れた。
｢ふぅ…で、どうしたのAちゃん？｣
フジさんは困ったように笑うと、私の話をゆっくり聞いてくれた。
私は泣きながら事情を説明すると、フジさんはうんうん頷きながら聞いてくれた。
｢なるほどねぇ…冷たくする作戦が、Aちゃんには心苦しくなっちゃったんだね｣
｢そ、そうなんですお兄ちゃんの悲しそうな声聞いたら…ごめんなさい折角アドバイス頂いたのに…｣
フジさんは気にすることないよ、とニコニコと笑ってくれた。あぁ…フジさんの笑顔って癒しだなぁ。
｢大丈夫。気を惹かせる方法なんていくらでもあるから。つぎはお泊まりなんでしょ？
手料理作って女子力アピールとか、お風呂に突撃も面白いね｣
｢な、なるほど…！！｣
フジさんはかなり真剣に相談に乗ってくれている…しっかり話を聞いてこう…！
フジさんのアドバイスを熱心に聞いていると、フジさんがふと私を見つめていた。
｢…フジさん？｣
｢あ、ごめん。Aちゃんがとても可愛らしいなって思って。そんなAちゃんに好かれてるなんてどんな人だろうなって思っちゃった｣
可愛らしい！？なんかこんなストレートに言われると照れちゃうなぁ。
｢い、いやぁ可愛らしいなんて…じゃあもし上手く言ったらその人連れてきますね！！上手くいかなくても連れてきますね！！｣
｢あはは！はーいお待ちしております｣
フジさんから元気を貰い、初めてのお泊まりだけど…上手くいきそうな気がする…！！！
｢着替えを入れて…っと｣
明日の荷物を詰め込みつつ、忘れ物はないか確認する。
よし、大丈夫かな。
そしてフジさんにもらったアドバイスを確認する。
恋愛にも色々あるんだなぁ…。
｢キヨ兄ちゃんが私の事好きになってくれますように…！！！｣
そして私はベッドに入ったんだけど…明日のことを考えると中々寝られなくて結局寝付いたのは布団に入って1時間後だった。
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*:まりな:*(プロフ) - 夢吏ちゃんさん» レスありがとうございます！通知溜まりすぎで…完結した時すぐに見れなくてごめんなさい！お気に入り作者にも登録しました！…結構前だけど…。これからも頑張ってください！1ファンとして応援してます！ (2020年5月26日 16時) (
レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
夢吏ちゃん(プロフ) - *:まりな:*さん» ありがとうございます…！！えへへそんなに褒めて貰えて嬉しいです！ありがとうございます！次作でもお会いできたら嬉しいです！ (2020年5月25日 17時) (レス) id: 83cad32c9a (このIDを非表示/違反報告)
*:まりな:*(プロフ) - わああああ！完結おめでとうございます！はぁもう…泣きました。（これほんと）タメ口やばいと思いましたか？私は思いました。知らねぇよ。いやー、なんかもう…満足です！作者さん！愛してる！ぶちゅ (2020年5月21日 23時) (レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
夢吏ちゃん(プロフ) - 甘党。さん» 初めましてコメントありがとうございます！ずっと見て頂いてたんですね…！甘党。様が見て下さっていた1hitが凄く励まされました…！次の小説も近々公開しますので…！自作でも応援のほどよろしくお願い致します！ (2020年1月12日 4時) (レス) id: 83cad32c9a (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 完結おめでとうございます…！今までコメントはしなかったんですけどずっと見てました！次の小説も全裸待機させていただきますね^ ^ (2020年1月5日 10時) (レス) id: 93d0b6d41e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢吏ちゃん | 作成日時：2019年5月6日 10時
