【オリオンの刻印】日本の女神？元通り魔ですが (ページ7)

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第6人目クラリオがやってきたぞっページ7

バスから降りて振り返ると、富士山。
「ここか…やっと実感湧いた」「そうですよね！」
⁉
見ると青髪の少年がいた。
「驚かせてすみません。一星充と申します。」
「金山Aだよ、よろしくね」
すごく礼儀正しいな…
「私達、優勝するよね」
「…もちろん！」

ふぅ。
1人部屋のベッドにルパンダイブした。
説明を聞いてるだけで疲れるなんて…明日は特訓がむにゃにゃ…

ッ！なんで…⁉
「おはようございまーす！今日はスペシャルゲストを紹介しましょう！
スペイン代表キャプテンのクラリオ・オーバーさんで～す！」
まさか彼に会えるなんて。
「よろしく」
独特の風靡の大柄の青年。
…私が最も会いたかった人！
「はーいでは皆さん、クラリオさんにお手合わせ願いますよー」
え？
「お手合わせだと！？」
どよめきの声が一気に広がる。
「待ってくれよ！あ、いえ待ってください監督。
俺達は19人もいるんですよ？」
「構わん」
しかし聴衆は疑問を残す。
「では始めてくださーい」

吉良ヒロトと灰崎凌兵が真っ先に攻める。
しかしあっけなく避けられ、次も捻り潰される。
もうここに！
「ダイヤモンドレイ…!」
ビュウンッ！
「うわぁぁっ！」
美しく重いシュート、勢いに私達は切り崩される。
このままじゃ…！
「渡さない！」
私は一心不乱に駆けボールを狙う、
何度躱されても執拗に。
「ほぉ」
だが止めることはなく、
そして閃光はゴールを襲う！
「うおっ⁉」
「王家の盾！…くっ、がぁっ！」
キーパーの2人も敵わず、残るは
「風神！雷神！」
円堂さん！止めて！
…ズドンッ！
その思いは、叶わず。

「彼女も含め…レベルは上がったようだな」
クラリオは語る。
「お前の目的は何だ？」
「私は日本のサッカーが好きになったのだ。以前戦ってあなた達のサッカーに魅了された＿レベルは低かったがな。」
「嘲笑いに来たのか」
彼は続ける
「今の日本は違う。本物の目になっている。」
「高みの見物か」
「私もそのつもりだった。しかし考えが変わった。以前の日本は我々に遠く及ばない存在だった
しかし昨日、日本のある選手の練習を見てしまったたのだ。それを見て私は滞在予定を短縮し、国に帰ることにした…日本を迎え撃つ特訓にな。
日本のレベルは我々に迫りつつあると感じたのだ」
「ほ、ほんとか！」
円堂さんが喜ぶ。
…練習？
「誰のことだ…」
「そうか、気づいてないのか…まぁいい。」
期待してるぞ。
そう言い、去った。
確かに…私を見て