ム ラ サ キ 【 永瀬廉 】

ムラサキ　　12 ページ12

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「 えっと… 」


廉「 あっ、えっとな… 」





俺は臆病者やから、





廉「 …俺、Aが紫耀の彼女でよかったな、って思う 」





結局こうなってまう。





「 え、なにそれ、照れる… 」





でも、俺じゃあかんねん。





紫耀にしか向けへん、





──「 A！！ 」


──「 紫耀！！ 」





あの笑顔を見たら、





ああ、Aは紫耀やないとあかんな、って。









【 君はいつも花を咲かすの？ 】

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