飴と鎖

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「Aちゃん!?」

私の腕の中で、糸が切れた人形の様にぐったりしている
心做しか、顔色も悪い。

「あーあ…、今？面倒臭いな。もういいや、今日はソイツあげるよ、またむかえにいくからさ」

彼氏の割には、適当

「今ｯてどういうことかな？」

私はできるだけ優しい声で尋ねた

「Aは持病もちなんだよ、世界でも数人しかならない病気だ」

「薬は___」

「家にある」


最悪だ、世界でも数人しかならない病気なら普通のドラッグストアには売っていない

だからといってほおっておく訳にはいかない


「そうかい、まあいい。君には渡さない」

今日1日で随分とこの娘のことを気に入ったな

なんて、他人事のように心の中でつぶやくと同時に、腕に巻き付けられている包帯から滲んでいる血を見て、フツフツと怒りが湧いてきた


「そんなに怒らないで、夜中だから迷惑かかるよ」
ひらひらと手を振って「じゃあね」という少年


「君には渡さない」

９→←7

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

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8

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X

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西 - この方角に福があるはずです

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