イケメン力カンスト娘【ヒロアカ】 (ページ11)

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第4話 USJ事件ページ11

芦戸｢わぁ！！蜜蝋さんのコスチュームかっこいいね！！｣

貴方｢ありがとう。芦戸ちゃんはすごく可愛いよ｣

芦戸｢いきなり口説くのやめて？｣

貴方｢おや、レディはやはり気難しいな。怒らないでくれ、良かれと思ってやったんだ｣

芦戸｢いや、違う。理不尽にキレてないと惚れるからキレてんの｣

貴方｢なんだ、そうだったのか。気を使わせてしまって悪いね｣

芦戸｢その通りすがりの頭ポンポンで私の努力は水の泡になることを分かっていってる！？｣

女子更衣室からわいわい出てきたのは1ーA女子達。未だにその中に蜜蝋がいるのが違和感しかない。

蜜蝋のコスチュームは、真っ黒の軍服の様なものだった。
ズボンの部分は膨らみ、乗馬パンツの様になっているが。

軍帽もあることから、かなり軍服に寄せてきたのがわかる。

まぁ、何故軍服にしたのか聞いたところで、｢似合うから｣としか返されないのだろうが。

貴方｢轟焦凍くんだね？お隣いいかい？｣

轟｢ああ｣

貴方｢ありがとう。ところで、君はこのクラスでもトップクラスの実力を持ってるそうじゃないか。確か、ビルを全て凍らせた。とか｣

轟｢......なんで知ってる｣

貴方｢あの相澤先生とオールマイトがヒーロー基礎学の動画を見せながら細かく教えてくれたよ。いやはや、先生の解説付きとはなかなかの好待遇だった｣

轟｢そうか。.........お前は、なんで今まで学校来なかった｣

貴方｢お前じゃなくて蜜蝋Aな。前に言わなかったか？体調不良だよ｣

轟｢蜜蝋ほ体調不良だけで休むほどか弱くないのは知っている｣

貴方｢やれやれ、お高い評価を貰っているようだ。体調不良じゃ納得しないって顔じゃないか｣

轟｢教えろ。何があった｣

貴方｢個性だよ、こーせーい。俺の個性はちょっと使うだけで何か体に影響出まくるんだよな。それがしばらく体に残ってて、しんどかったんだよ｣

轟｢なるほど、個性はなんだ｣

貴方｢グイグイ来るね、轟くん｣

轟｢焦凍でいい｣

貴方｢おっと、なら焦凍と呼ばせてもらうよ。俺のことはお好きに呼べ｣

轟｢じゃあ蜜｣

貴方｢蜜？てっきり苗字かなと思ったんだけどな｣

轟｢簡単だ。蜜と呼ばれるものは甘いだろ？｣

貴方｢あぁ、そうだな。例としては、蜂蜜か｣

轟は、スっと蜜蝋を指さした。

轟｢お前も、甘い｣