Laugh In the LIFE

自分の大きさ ページ18

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キッチンで2人で並んでいて思ったこと



『宗くんって大きいよね』


『そんなに大きくてぶつけたりしない？』


「Aちゃんしょっちゅうぶつけてるよね」


「Aちゃんちっこいのに」


これみよがしに大きい手を頭の上に置かれる


『ちっちゃくないよ！宗くんが大きいだけでしょ』


っても私も168センチなんですけど？
女子にしちゃ大きいんですけど



でも宗くんとは20センチも差がある

『昔からなんでか色んなところに
ぶつけちゃうんだよね〜』



自分の大きさ理解できてないのかな…



「ほんとAちゃん可愛いね」



『ちょっと馬鹿にしてるよね？』



ガンッ

『いてっ』


言ったそばから
さっき開けた戸棚の扉に額をぶつけた



いたた〜とおでこを押さえていると



「言わんこっちゃないやん」



「見せてみ？」





屈んで、おでこを押さえてる手を持たれて



顔を覗き込まれた




宗くん、近い



「赤くなっとるよ」


指でぶつけたところを触られる
触られたところが熱い


待って、多分普通に私の顔が赤い




『ちょっと宗くん近い…』



「え？」



「なにAさん、これくらいで照れたの？」

　
意地の悪い、ニヤッとした顔でこちらを見てくる


『て、照れるよ！！！！！』



恥ずかしすぎる！
なんか宗くんが意地悪！！



なんかこの5個下の男の子怖いんですけど

好きな子には意地悪→←羽付き餃子

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