本性知ったら狙われた[男主]

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うらたside

少しすると女の人の声が聞こえなくなり、被せられていた上着がどかされた。



浦「あー…なんかありがとな。」


『いや、僕の方こそ突然すみません。あの女の人が僕達に気づいてたぽかったので…。』


苦笑いをして、坂田やセンラに視線を移す。



『仕切りの隙間からカバンが見えて。こたぬきのストラップ付けてたので、あの女の人うらたさんのリスナーだったと思います。』


浦「騒がれて人が集まってくると、帰るに帰れなくなるから、助かったわ。」


前、浦島坂田船のリスナーの子に見つかって大変だったんだよなぁ……。
助けてもらっちゃったな、と言えば、役に立てたならよかったです。と返してくる。


何、こいつ。マジで神対応じゃん。←
年下とは思えないんだけど。


『まあ、そろそろお開きにしますか？』

浦「あー、じゃあ。まーしぃ起こしてもらっていい？」

流石に3人は連れて帰れないからな〜。
ったく。何が悲しくて、自分よりデカイ男3人を引きずって帰らなきゃいけないんだよ。(遠い目)


『しーまーさーん、起きてください！…あ、じゃあ僕お会計済ませてきちゃいますね！』


そう言うと、パッと立ち上がるカイ君。







浦「いや、それは流石に……！！！」








初対面の年下に払わせるとか！、と思わずカイ君を追いかける。









　
　



　






……この時追いかけていなければ、



未来は違ったのかもしれない。(白目)

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