検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:7,651 hit

02 ページ2

.




恐らく二度と会うことが無い人



充実した休日を過ごし、まだ酔ってもいないのに気が大きくなっていたのか
気が付いたらボックス席に向かって話しかけていた



A「あの、少しだけ見ときますよ。お友だちの方。その間にお手洗い行ってきてください」




「.............」





そりゃそうだ
突然話しかけてきて、トイレ行ってきなって言われたら誰だって固まる


A「あ、ごめんなさい。話が聞こえちゃって。トイレ行きたいって言ってましたよね?どうぞどうぞ!その方見ときますんで」

ボックス席のソファで寝ている連れの方を指差す



「.....ありがとうございます!すぐ戻ってくるんで!」








その時初めて相手の顔を真正面から見た









今しがたダッシュでトイレに向かった男性は、
誰がどう見てもGENERATIONSの龍友くんだった









やっば!なんて人に声かけたんだよ!と心でつぶやいてハッと気が付く
ということは、そこで寝ている裕太くんって、パフォーマーの裕太くんのことだ

へー。本当に仲良しなんだ
さすが芸能人!二人ともかっこいいわ
結構ベロベロに見えるけど、明日オフなのかな?

なんて考えてたら、本当にすぐ龍友くんが戻ってきた





龍友「すみません。戻りました。大丈夫でしたか?」

A「あ、おかえりなさい。全然、全く、何事もなく寝てましたよ」

龍友「良かったです。ほんま、ありがとうございました」

A「いえ」





普通に会話が成立してしまっている...



でも、気付いてしまった以上、同じ空間に長くは居られない
さっさと飲んでやっぱりホテルに帰ろうと意気込んだ瞬間





龍友「あの、お礼に奢らせてください。マジで助かったんで。同じのでいいですか?」





....え?




.

03→←01



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
149人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 数原龍友   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mumumumu(プロフ) - あおさん» ありがとうございます! (2018年8月5日 13時) (レス) id: a1d5d856ce (このIDを非表示/違反報告)
あお - 面白いです! (2018年8月3日 22時) (レス) id: 6054170bdb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mumumumu | 作成日時:2018年7月27日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。