6話 ページ7
僕は
見てて痛々しかったから、勘違いしないで
君が本当は優しい人だって知っている。
ただ不器用なだけなんだよね、
Aちゃん。
＿＿＿＿＿＿『余計な事するな』
「泣いている君をほっとけるほど無神経じゃないよ」
いまだ泣いているAちゃんの目元にハンカチを当てた
……ら振り払われた。
「ちゃ、ちゃんと洗濯してるよ！？」
『まず触れるな』
「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…」
お酒を飲んでいるのか呂律が少しだけ回っていない
「多分だけど…昨日も飲んでたよね……」
『ほっとけ』
「ええ……」
…昨日君に何があったのか僕は知らないしきっと教えてくれないだろう
でもね、
「……簡単に自分を売っちゃダメだよ…Aちゃん」
『…そう諭すみたいな言い方やめてくれない？気分悪い』
「諭してるよ。現にさっき君がしようとしてた事は正しくはない」
そう、一言で言えばほっとけない
前にも言ったけど。
「恩着せがましいかもしれないけど僕は君のことがしんp『煩さ、終電に乗り遅れたくないから離して』…えっ、終電なら…さっき……………………」
凍りつく空気
えっあのカンジで終電に乗ろうとしてたの？絶対違うよね？
気が変わったの？
『は……だって、まだあと5分………………』
「今月で、ダイヤ…変わったよ」
Aちゃんの顔は一目瞭然だけど多分僕もどうしようという顔をしていると思う。
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青梅 - 北窓さん» はじめまして。コメントありがとうございます。こんな無名の私の拙い文章を読んで頂くだけで恐縮です。ご期待に添えるよう頑張ります。 (2021年9月12日 12時) (
レス) id: 1635aec20b (このIDを非表示/違反報告)
北窓(プロフ) - はじめまして！面白くて一気読みしてしまいました！主人公の劣等感やキャラの一貫性が素敵です！！これからも楽しみにしています！ (2021年9月7日 17時) (レス) id: 51268113ac (このIDを非表示/違反報告)
青梅 - はむをさん» コメントありがとうございます。更新が驚く程に遅いですが楽しんで頂けますよう頑張ります。 (2021年4月2日 17時) (レス) id: fc6d635983 (このIDを非表示/違反報告)
はむを - 面白いです……続きが気になります|ω・） (2021年4月1日 18時) (レス) id: 1f2c8a159a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青梅 | 作成日時：2021年3月31日 21時
