6 ページ6
ピコンッ
音が鳴り画面が明るくなると同時に見えてくるゲームオーバーの文字
私 (あっ、狐爪くん 負けたんだ.....)
きっとトサカ鉄朗が呼びにきたから
じゃなないとしたら私が"行ってきたら？"なんて言ったから.....
私 狐爪くんが戻ってきたら謝らないと....(小声)
研磨 .......誰が誰に謝るの？
私 ビクッ.......狐爪くん....びっくりさせないでよ
いきなり隣の席から声がしたと思ったら、いつ帰ってきたのか分からないけど、席に座ってこちらを見ている狐爪くんがいて.....
心臓が持たない
研磨 あっ、ごめん。それより誰が誰に謝るのか答えてくれる？
私 えっと....私のせいでゲームオーバーになってごめんなさい！ それと勝手にゲーム機に触ってしまって御免なさい
研磨 別にAさんのせいじゃないし、クロのせいだし
ありゃ......トサカ鉄朗さんのせいと.....
研磨 それに今回負けたのは、まだレベル上げが足りなかっただけだし
だから謝ったりしないで と若干怒ってそうな口調で言われた。
私 じゃあお詫びになるかは分かんないけれど、ボスの弱点......教えたい
研磨 教えてくれるの？
私 狐爪くんもトサカ鉄朗の言葉聞いてたら分かったと思うけど、私はゲーマーだから
研磨 引きこもりゲーマー.....らしいね でも引きこもりゲーマーの引きこもりの意味ってなんなの？ クロと話すついでに聞いたけど、答えてくれなかったから
トサカ鉄朗はあえて言わないでくれた
その優しさだけは私は好きだ
だけど私が引きこもっていた理由は嘘をついて教えた
だってトサカ鉄朗の事、あの頃は何も信用できなかったから
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←5
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロン | 作成日時：2024年3月24日 15時
