【浮世世界】（壊）2

2章5話「君達の知らないところで舟は壊れた（3）」 ページ6

彫刻「レチェラさん、着いたけど………どうする？」
それは、正面を見た感想
レチェラ「じゃあ……潰す。」
彫刻「おっけ〜。」
レチェラ＆彫刻の魔人vs？？教団
ー戦闘開始
先攻後攻ロール
レチェラは準備を始めた。少し時間がかかりそうだ。

彫刻の魔人→先攻
？？教団→後攻

彫刻の魔人のターン
彫刻(レチェラさんの攻撃力を上げるか……僕が攻撃するか………………。)
レチェラにバフをかければ戦闘をこのターンで終わらせられそうだ
彫刻の魔人が攻撃をすれば2ターン目に入りそうだ

彫刻(今回はバフをかけて様子見かな…。)
彫刻「“彫刻は貴方を見る”」

彫刻の魔人のターン終了


？？教団の信徒のターン
レチェラに攻撃
レチェラは準備をしていて躱せないので通常よりも多くダメージが入るかもしれない

レチェラ(幸運)→74
レチェラは運がいい！躱す事もほんの少しだけのカウンターもできそうだ
レチェラ(幸運)→21
レチェラはこの攻撃を躱す

信徒の攻撃
レチェラは攻撃を躱した

？？教団の信徒のターン終了


レチェラのターン
攻撃を躱したときに集中が切れてしまったようだ。運が良ければ集中が切れた事すら気にならない程の攻撃ができるだろう
レチェラ(幸運)→52
少し危ないかもしれない

レチェラの投擲からの奇襲攻撃
投擲ダメージ→88
敵の体力は少し多かったようだ
奇襲攻撃ダメージ→80
………………あ、死んだ。

ー戦闘終了
勝者＿レチェラ＆彫刻の魔人
ーー
彫刻「………レチェラさん。色々言わせてほしい。」
レチェラ「はい。」
彫刻「まず……さっき何投げた？」
レチェラ「あ〜…ん〜と………………。」
彫刻「……言って。」
レチェラ「………そこら辺に落ちてた目玉…を…硬くしたもの……かな。」
彫刻の魔人は「汚いから触らないでほしい」と言いたいだけだ。
レチェラも気付いてはいるが、体質上仕方ないのだ。
お互いにわかっているのだ。
わかってしまっているから、ぶつかってしまうだけで。
わかってしまうから、譲らないだけで。
それだけの事なのだ。
それだけの…………こと………………

彫刻「……はいダメ。」
レチェラ「…え〜。」
彫刻「………。」
レチェラ「………彫刻様？」
彫刻「…………。」
レチェラ「彫刻様。どうしたの。」


レチェラは彫刻の魔人から発される輝きに目を閉じる。

…目の前にいたのは、彫刻の魔人から出てきた不純物(欲望の怪物)だ。
いつも通りにすればいい。


……なんて…………………嫌に、美しい。

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