2章11話「拗らせてた男達(2)」 ページ12
■■「あ、ドグさんいた。」
悲「やっと見つかりました…!」
ドグ「あ!お久しぶりです。」
■■「…ゼリーを食べてたのかい?」
ドグ「はい。」
悲「食べ終わってからでいいですよ。」
ドグ「は〜い。」
彫刻「あれ、2人共。久しぶり。」
■■「誰かと思ったら彫刻くんかぁ。久しぶり。」
悲「服が変わっただけでわからなくなるものなんですね。」
彫刻「……あ、この服着たの初めてかも。」
悲「えぇ…?」
■■「それでわかる前提で話してたのかい…?」
彫刻「………………………かも。」
悲「………ふふ。」
■■「………。」
ドグ「………………おかあさんが、ゼリーくれた。」
悲「………おかあ、さん………???」
■■「ドグさん…親離れしてなかったの…………?」
彫刻「多分…会うのが久しぶりすぎて子供返りした…のかも。」
■■「はあ〜〜〜…ッ??」
悲「………………………んぐッ?!」
※ゼリーがのったスプーン口に突っ込まれた
■■(こ、この人間(?)35歳児……………強い…!!!)
※人間(?)内の最年長は35歳のドグさんです。次が33歳のレチェラさん。
ー真夜中が近付いてきた……ー
ドグ「………………ん゙ん゙ッ。」
ドグ「数日間ありがとうございました。」
レチェラ「いつでも呼んでいいよ。」
■■「こちらこそありがとう。またよろしくするかも。」
彫刻「……楽しかったよ!ありがと!」
悲「ありがとうございました。」
ー新しく開いた喫茶店ー
悲「いらっしゃいませ。」
ドグ「そういえば、暗暗さんは…」
悲「ロワルデンで殺しました。」
ドグ「な…なぜ……?」
悲「邪魔だったので。」
ドグ「………そうですか。」
■■「…嫌だった?」
ドグ「いえ、話したことがなかったので」
ドグの言っている事があまりわからないので2人で少し考えた
数分後、先に口を開いたのは彼だ
■■「あ〜…そういうこと。………怖…。」
悲「………なんか、ごめんなさい?」
ドグ「いえいえ。大丈夫ですよ。」
■■/悲(こっっっっっっわ…………。)
ー
ドグさんが言っていることの全文
ドグ「いえ、話したことがなかったので、殺してもいいお方なのかと思っていました。」
2章12話「下ろしてほしかった子供達(1)」→←2章10話「拗らせてた男達(1)」
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