1章22話「明日を進めて今日をやり直す（3）」 ページ49
彼らはゆっくりと歩みながら会話をする。
カイツ「この………………中身は……ッ？！」
ドグ「
レチェラ「重い………もう無理………………！」
アッシュ「………1回降ろしてくれ。」
彼らは大きな袋をその場に降ろした
アッシュ「ワープさせるから離れてくれ。」
レチェラは1番最初に袋の前から離れた
次に、カイツがレチェラの隣に行った
ドグ神父はレチェラの隣に行き、手を握った
ドグ神父はレチェラの顔を覗き込む
袋をワープさせたらしく、アッシュが合図を出した
その合図につられて、彼らは焼却炉の前へと歩いて行った…
ー巨大焼却炉前ー
ネク「うわ………大きすぎない…？」
アクゼ「………。」
アクゼはあまりの大きさに驚きすぎて声が出なくなっていた
ネク「…これ、どうやって入れるの………………？？？」
アクゼ「袋から出して…1つずつ…？」
そんな話をしていた彼らの前に
アクゼ「………なにこれ。」
ネク「…………それ、多分夢の零れってやつかも。」
アクゼ「夢の零れ？」
ネク「うん。確か………ロワルデンの創造神と話せる…とかなんとか…。」
アクゼ「どうやって話すの？」
ネク「確か……“
ーー
カイツ「ただいま〜。」
ネク「おかえり。」
ドグ「お邪魔します。」
アクゼ「どうぞ〜！」
ドグ「……想定の数倍大きかったですね。」
アクゼ「これ、どうやって持ってきたの？」
ドグ「……あそこに森が見えるでしょう。」
ネク「森……？」
ドグ「……そこの燃えている…」
この神父が言う通り、少し遠くで森のような何かが赤く揺れているのが見えた
アッシュ「…………わかりやすいな。」
カイツ「わかりやすいねぇ。」
アッシュ「…………中身を入れてくか〜。」
まずは無限の魔人を焼却炉に放り込む
アッシュ「お前とネクはそこの石炭を入れる係で。」
彫刻「は〜い。」
ネク「……どうして焼却炉があるんだろうね。」
彫刻「そういう仕事をする役割持ってる人物がいるらしいから…それ繋がりじゃないかな？」
ネク「………なるほど？」
カイツ「石炭お願い！」
ネク「はいはい。」
2人でスコップを使って石炭を入れていく
ネク「あつ〜…」
彫刻「…僕…ちょっとまずいかも…。」
ネク「……？」
彫刻「今…本体じゃなくて彫刻だから…」
それを聞いたネクは一言、叫んだ
ネク「誰か交代して！！！！」
1章最終話「心は壊れ、夢が終わる」→←1章21話「明日を進めて今日をやり直す（2）」
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