1章4話「南側探索」 ページ28
ー南側・喫茶店ー
可愛らしいベルの音が鳴り、ドアが開く
■「いらっしゃいませ。大人数様ですね。」
信者「あ、あの・・・このお店は?」
■「喫茶店です。」
信者「今、住者書の確認をしてもらっていて、僕達で南側を見てまわろうかと。」
■「なるほど。」
信者「おすすめの場所はある?」
■「南はのんびりしたい人の為の街がいくつか。南と東の間にある秋の谷、南と西の間にある…何でしたっけ。」
信者「忘れたんですか?」
■「名前が覚えにくくて…すみませんね。」
信者「大丈夫ですよ。」
■「ありがとうございます。せっかくなので飲んで行ってください。」
信者「いいんですか?」
■「はい。」
ーー
■■「あれ、マスターまたぼーっとしてる…。」
■■■「アイツ、呼んでやれよ。」
■■「は〜い。あんぐらく〜ん!いる〜?」
暗「いますよー!今行きますねー!」
トンッ
信者「て、天井から・・・!?」
暗「一応忍者の家系だったので!あ、注文ですね!」
信者「あ、え・・・ジュースをください。」
暗「はい!わかりました!」
ーー
暗「はい、ジュースです。」
信者「おにいさんありがと!」
暗「いえいえー。じゃ、マスターさんが動かないので代わりにやりますね。」
信者達はこの時間をのんびりと楽しんだ
ーーーー
暗「もう閉店の時間!?」
チリンチリーン
暗「はーい!いらっしゃいませー!?」
■■「・・・。」
■■「・・・。」
暗(マスターさんが言ってた死神の兄弟さんだ。)
暗「いつものでいいですか?」
■■「うん。」
暗(お兄さんのほうが反応した。)
暗(喫茶店なのにアルコール飲料出していいのかな・・・。)
ガチャッ
■「暗暗くん、落ち着きました。」
■■「・・・マスターさん。」
暗(今度は弟さんのほうが反応した。)
■「暗暗くん、後は任せてください。」
暗「あ、はい。では、おやすみなさい。」
■「おやすみなさい。」
暗暗は2階に上がって行った
■■「・・・悲しみの魔人さん、聞いて。」
悲「はい。」
■■「紅月がまたベランダから飛び降りようとした。」
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