【浮世世界】（壊） (ページ1)

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Prologueー困る。大迷惑。ーページ1

シェス「………おい。」
シェス「……おい！」
傍観者『……何？』
シェス「説明を、しろ！」
傍観者『はいはい。……周囲を見せて。』

傍観者『…うん。この壊れ方は、合格者がいる。』
シェス「予想は何人くらい？」
傍観者『う〜ん……2人は…いそうかな？』
シェス「2人か…多いな…。」
傍観者『うん、ここは1人出るか出ないかだからね。』
シェス「皆大体ここでつまずく。」
シェス「………待った。2人は…って言った？」
傍観者『うん。』
シェス「2人はいる……ここにしては多すぎるな。」
傍観者『多分、ズルをしたね。』
シェス「ここ凄く難しいからな…。」
傍観者『ここの合格条件なんだっけ？』
シェス「え〜っと……魔物を倒した数と…魔人が持ってる武器を…使うか壊すか…だったか？」
傍観者『うん。普通じゃ無理だね。』
傍観者『ズルをするなら魔人の武器かな？』
シェス「……。」

シェス「…どこにいそう？」
傍観者『探してたら見つかるんじゃない？』
シェス「お前なぁ……。」
シェス「……手当たり次第に探すしかないのか。」
傍観者『そうだね。』

傍観者『今のうちに予想しようよ。』
シェス「予想？」
傍観者『誰が合格したのか気にならない？』
シェス「……………………………………………………なる。」
傍観者『ここにいたのって誰だっけ。』
シェス「……………何人かいたけど覚えてないな。」
傍観者『髏異くんとレツくんと氷雪くんはいたよね。』
シェス「いたな。」
傍観者『他には誰がいたっけ。』
シェス「和な奴等は大体ここだろ。」
傍観者『それか狂楽土にいるよね。』
シェス「そうだな。」
傍観者『……。』
シェス「………。」
シェス「とりあえず探索するか。」
傍観者『うん、マップとか色々出すね。』
シェス「頼んだ。」