男勝りとか言うなよお“ぉ”part2!【w/r/w/r/d】 (ページ30)

今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:480,541 hit

男勝り65 ページ30

貴方side

α国(？)との戦争の日になった

幹部と呼ばれるそっくりさん達は総統室に集められ、グルッペンの一言から戦争開始の合図をあげた

gr「さあ諸君、戦争をしよう。」

「「「ハイル・グルッペン」」」

そう言い放った途端、私のそっくりさんは総統室を飛び出した

着いて行ってみると、私(仮)は戦闘機へと部下らしき人を連れて走った

『入るだけの強い爆薬を詰め込め！』

部下達は戸惑いながらも戦闘機に爆薬を詰める

全て詰め終わった後、戦闘機に乗り込んだ

あ、これ着いていく事出来るんだ

私(仮)の後ろに引っ付いていると戦闘機が動き出した

インカムとスピーカーを繋ぐ

zm《おいA？お前今どこにおんねや、持ち場におらんやろ！》

gr《A、返事をしてくれ、お前の部下が待ってるゾ》

大きく息を吸い込み、叫んだ

『こちら“元”1番隊隊長A！今現在特攻隊に移行した！』

kn《…は？お前何言っとんねん》

『3000メートル先、α国本部に戦闘機ごと突っ込むんや』

tn《おい、冗談やろ！？戦闘機から降りろA！！》

『これから生涯最期の任務に移る！！この28年間お前らと色々あったが、良い人生を歩めた。本当に感謝する。

愛しているぞ、我々国。そして、我らに栄光あれ。』

最後の方は泣きながらインカムを切った

一人ですすり泣く声が聞こえる

『…そこでさっきから見ているのは未来か過去の私か？』

ビク、と体が反応する

『過去も未来も私はきっと自分勝手で男のような女だろう。だが、もしこの言葉が聞こえるのなら私の願いを一つ聞いてくれ。

何があっても、彼らを愛し続けろよ』

そう悲しげに笑うと、α国の城の最上階に派手な音をたて突っ込む

戦闘機から弾け飛んだ私(仮)が付けていた黒い薔薇のブローチとインカムは、真っ赤に染まっていた。

そこで私の意識は飛んだ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

過去編だったりして。

一応描きたかった夢主の軍服載せときますね

見切れてたらごめんね