男勝りとか言うなよお“ぉ”part2!【w/r/w/r/d】

男勝り64 ページ29

貴方side





今私は夢を見ている。すごいな、夢ってわかりながら見るのすごい面白い





でもな、なぜか浮いとるし三人称視点やねん、しかも生徒会役員そっくりな人達もおる






「A1番隊隊長！今日はα国との戦争について会議が総統室であるようですが…」





『あぁ、すまんな。報告ありがとう』





言動は少し男っぽいが声色は完全に私だ。

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『グルッペン、入るぞ』




軍服を揺らしながら総統室(？)に入る





ずらりと並んだ椅子には生徒会役員そっくりさん達が座っていた


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gr「今回のα国との戦争は厳しいものだ…そこで最終案なのだが、特攻隊を組もうと思う」




ut「特攻隊って…仲間を殺す言う事か！？」





ガタ、と椅子から立ち上がりグルッペンに抗議する大先生





rbr「あくまでこれは最終案だろ！他の作戦はエミさんとかオスマンが考えてくれとる…」






sha「軍で攻めていってもええが…つい最近戦争が終わった後のこの状況で戦力の消耗は避けたい所や…」






声までそっくりな彼らは何やら戦争の話をしている






いつもバカみたいに騒いでいるからこんな難しい言葉が彼らの口から出てくるのが違和感あるなぁ






私のそっくりさんは黙りこくったままだった

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