男勝り82 ページ49
zm side
『どうしたん、そんなに焦った顔して』
微笑みながら話しかけてくれるAがこんなにも怖く感じた日はない
「ぁ…A様！ご無事ですか！」
『…うん、私は大丈夫、心配ありがとうな』
まるで“本物の”Aのようにふにゃりと微笑みながら女子と対話する
なんで、女子達はアイツの異変に気付かない？
莉緒の方に目をやると、俺と同じように焦った表情をしていた
『先生、少し頭を打ったみたいなので保健室に行ってもいいですか？』
「あぁ、いいぞ、誰か付き添ってやってくれ」
『ゾム、いいかな？』
真っ黒な瞳で笑いかけられ、一種の悪寒すら走る
zm「…莉緒、休憩時間来てくれ」
ri「わかった、なんかあったらインカムで」
二人で合図を交わすと、奴を連れて教室を出た
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
zm「ッ…先生がおらんやと…？」
『あーあ、先生がおらんのならどうしようもないな、ゾム、先生来るまでおってや』
ニヤニヤしながらベッドに腰掛ける。コイツ、最初から分かってて…！
zm「…もう二人なんやからええやろ、お前は前世のAやな？」
『…あぁそうだ、やはり昔の戦友はわかるんだな、嬉しいぞ』
違う。
現世のAはこんなに沈んだ瞳で俺を見ない。
もっと暖かみのある声色で喋る。
zm「…お前は、俺が好きなAじゃない…ッ」
握りしめる拳から、一筋の血が流れた
▼さくしゃがそちらをみつめている→←一旦解説※世界観が分からない人のみ読んでください
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ソフィア(プロフ) - てへっ(はぁと) (2019年8月12日 19時) (
レス) id: 94aa0ed7fc (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - ソフィアさん» なにそれ純粋(( (2019年8月12日 19時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア(プロフ) - やっぱり辞める (2019年8月12日 19時) (レス) id: 94aa0ed7fc (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア(プロフ) - 無印。さん» えっ恥ずかしいから嫌だ (2019年8月12日 19時) (レス) id: 94aa0ed7fc (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - Rainさん» …何で？←アホ (2019年8月12日 19時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無印。
| 作成日時：2019年8月2日 19時
