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男勝り42 ページ45

ut side






最悪や。





夏の海言うたら焼けるに決まっとるのに日焼け止めを忘れるとかマジやらかす…





みんなが楽しそうに泳いだり遊んだりするのをパラソルの位置を変えながら眺めていた





僕これ来た意味あるんかな…とか思い始めた時




『大先生…何しとんw』




落ち着いた良い感じに低い声の彼女がいた





ut「あ、Aか…海入りたいねんけど日焼け止め忘れて…」





小さく溜息をつき下を向く。カニ発見。





『ちょっと待っとってーな?』




何事かと思い顔を上げると彼女の姿はもう無かった




10分後、先程と同じように海を眺めていると





『だいせんせーおまたせ…』




肩で息をする彼女の姿があった。




ut「あ、おかえり…って日焼け止め…?どっから持ってきたん?しかも新品やし…」




パッケージに入っている日焼け止めを見つめる





『ちょっとコンビニまで走って買ってきた!』




白い歯を見せて笑う彼女は後ろで輝く太陽よりきらめいて見えた





ut「っ…!?でもコンビニって結構遠かったんじゃ
…?」





『元バスケ部部長舐めんな!』





ut「でも…」





『遊ぶときは一人でも多い方が楽しいに決まっとるやろ!ほら、背中塗ったるからそこ寝ろや!』




言われるがまま寝転がると不器用ながらも背中に日焼け止めが塗られる感覚がした





『おー…大先生肌すべっすべ…うらやまぴー』





ut「そうか…?僕はAちゃんの方が健康的な感じがしてええけど…?」





チラリと彼女の顔を見ると汗が滲んでおり、謎の色気があった。





『冗談はよしこさんよもうっ☆』ベチンッ





ut「あぁんっ」




一瞬顔を歪めたが、いつもの事や。





『んじゃ、私の天使様のとこに戻るけ。もっと遊べよ大先生!』





頭を撫でられたと思うと走っていった




相変わらずかっこいいな…





やはり僕は彼女に惚れているのかもしれない。

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無印。(プロフ) - 冬季氷麗さん» 猫被りの心の中は好きで好きでドロドロ…的なの大好きなんですよ(( (2019年8月11日 16時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
冬季氷麗 - チ、、チーノややべぇこ、怖い (2019年8月11日 15時) (レス) id: 95b404386d (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - はるかはるさん» え、むっちゃええですよ!? (2019年8月10日 16時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
はるかはる(プロフ) - あっ、やっぱり取り消してください、本当すみません (2019年8月10日 16時) (レス) id: 2e1a974e47 (このIDを非表示/違反報告)
はるかはる(プロフ) - 僕も夢主さん達を描かせてもらって良いでしょうか?無理言ってすみません (2019年8月10日 15時) (レス) id: 2e1a974e47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無印。 | 作成日時:2019年7月25日 20時

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