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貴方side




ut「Aちゃん、行く所あるって言っとったけど、ついて行ってええん?」




『あぁ、ゾム暗殺部隊長に頼んでユーニスの墓の場所を教えてもらった』




kn「あー、ユーニスのね…

ん!?お前思い出したんか!!?」




『ほら、こうなるだろ?だから報告してから行こうと言ったのに』




zm「んー…まあ心配せんでも、もうグルッペンの耳には届いとるやろ」




ut「え、え?Aちゃん、大丈夫なん!?」




鬱は、私に目線を落として手を私の握る




ut「やめてな、僕らにはAちゃんが必要やねん。変なこと考えんといてな?」




『つまり私は兵器として便利だから、命を絶つな、と?』




kn「おま…そんな事言ってへんやんけ!」




少し怒気を帯びた声で叫ぶコネシマを見ながら口元を緩める




『ふふ…まあ真意がそうであれ、私は国家の犬になるためこの軍に入ったからな。

生憎ここから出たとて、行くあてなど無いものでな、ありがたく寄生させてもらうぞ』




zm「おうおう!そうしてくれや!」




ガハハ、と笑うゾムを無視して丘の上へ上がる



写真に写っていた、あの丘。




あの写真とは違い、チューリップの花が咲き乱れている




kn「こんな所あったんや…」




柔らかい春風が私達の頰を撫で、温かい日差しは体を温めた




zm「あの向こうにあるのがユーニスちゃんのお墓やで」




そうか、と返し進もうとすると、ついてきた男3人は立ち止まったままな事に気付く




『あれだけ付いて来ておいて、来ないのか?』





ut「今一番あの子と話さなあかんのはAちゃんやろ、僕らはここで待っとるから。行ってき」




『…ご配慮感謝する』





姿勢を正して敬礼をした後、ユーニスの墓へと向かった

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無印。(プロフ) - 蓮さん» お褒め頂き光栄の限りです。本当は長編小説にするつもりなんか無かったのですが、長引いちゃって…((これからも応援よろしくお願いします(⌒▽⌒) (2020年4月28日 20時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 沙月さん» アクシデント祭りな夢小説の中で、いかに斜め上を行くかを考えた結果、なんか難しい作品になっちゃいました笑 これからも本作にお付き合いして頂けると幸いです(^^) (2020年4月28日 20時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
- 1から読ませていただきましたー!凄く面白くて、とても続きが気になってしょうがない!更新頑張ってください!応援してます! (2020年4月16日 3時) (レス) id: c1de24726a (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - ユ、ユーニスちゃんのこと思い出してしまった…これからどうなるんだろう… (2020年4月1日 11時) (レス) id: a772a48060 (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 闇鬼星さん» えッ、えッ、めっちゃ考察してはるやん…(歓喜)ユーニスちゃんのその後…どうなるんですかね…(←作者)((これからも更新頑張ります!応援ありがとうございます!! (2020年3月6日 17時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無印。 | 作成日時:2020年2月23日 19時

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