甘くて苦い、チョコレートのような。【wrwrd】 (ページ9)

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甘味8 ページ9

貴方side

『えと…生徒会って…』

「む、お前我々高生徒会を知らないのか？」

そういうことじゃねえよ…

『え、いえ、なぜ私なんかを…？』

生徒会なんかに入ってしまったら私の至福のネットライフが激減してしまうではないか←

あと四方八方から飛んでくる女子の視線が怖い。めっちゃ睨んでくんねんけど。

「面白いからだ。」

何言ってんだコイツ。

内心悪態をつきながらも、相手は生徒会長だ。(作り)笑顔を保ち続ける。

「面白い事好きなのはええことやねんけど、奥村困惑しとるやん、もーちょい人の事考えたったれや…」

おおメシアよ。←2回目

『トンちが言ってる通り、私も突然すぎたのですごく混乱しています。もう少し考えさせていただけにでしょうか。』

よっし、これ勝ったわ

あれや、「日曜日カラオケ行こ～！」とか言われたら「いけたら行く～」とか言って絶対に行かない的なアレや。

語彙力はペットの三五郎に食べられた。(※ペットは飼ってません。)

おっと、話が逸れたな

「そうか…わかった

時間はいくらでもくれてやろう。俺はここで待つ。ここで決断を下せ。」

まさかの斜め上の展開。

諦めて今日は帰ると思ったのにこの金髪メガネ野郎、ここで待つときた。

『トンち、助けて。』

「無理だな、こうなったグルッペンは誰にも止めることは出来へんのや」

僕こんな世界大嫌いだ。