甘くて苦い、チョコレートのような。【wrwrd】 (ページ13)

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甘味12 ページ13

貴方side

わかっている。わかっているんだ、これが所謂壁ドンとかいうやつなんダロォ！？

わー、無駄に整った顔が目の前にあるー☆

「大胆…？これが大胆というものなのか？」

だんっ

『あひん』←

…あれ？なんで私生徒会に入るか入らないかの話しに来ただけなのに股ドンされてんの？

お互いの吐息までかかりそうなほど顔を近づけてくるグルッペン

ごめんね、私生徒会のファンじゃないから、全然ときめかないのよ

『会長、失礼ですが、しつこい男は嫌われやすいかと。』

「お前が断らなければいい話だろう。」

『あひんっ』←←

もっとそのバリトンボイスで罵倒してほしい((Mに目覚めそう((

「なあ

俺にはお前が必要だ。」

『なんですか、その告白じみた勧誘』

『(もっと囁いてほしいけど)わかりました、生徒会に入りましょう。』

「本当か！！」

まるで5歳児のように目を輝かせるグルッペン生徒会長

もうコイツ5歳児でいいだろ()

「では、改めて。

生徒会長のグルッペン・フューラーだ。奥村Aを生徒会役員に任命する。

ようこそ、我々高校生徒会へ。」