naive. (ページ4)

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…そんな大橋くんとの出会いから2年目

去年は違うクラスだったのもあってほぼ接点なく過ごしてきたけど今年になってようやく同じクラスに。

っていってもクラスの人気者の彼とは話す機会すらほぼないんだけどね

先生「ということで、今から修学旅行の行動班決めだ。男子と女子混ぜて作るようにな～」

亜紀「A〜わたし大吾連れて来るけどAもうひとり連れてきて」

「もうひとり？誰にすればいいのよ、」

亜紀「何言ってるのひとり居るじゃん〜」

「だれ？」

亜紀「ほら。」

親友の亜紀が目線を向けているところを辿るとその先には
大橋くん、

ではなくて

「……ねえねえ、長尾くん」

長尾「な、なんですか？」

「修学旅行の行動班なんだけど、良かったら一緒の班にならない？」

長尾「ぇ、………あの、ぼく」

「？…………あ、もしかしてもう決まってる？ごめんね！」

長尾「いや！決まってなくて……僕が入っていいんですか？」

「もちろん？ダメなわけないよ(笑)」

長尾「っ、」

「そうと決まればあっちに行こう！！」

長尾「おわっ、」

長尾くんの手を引いて亜紀たちが集まる場所へと行った

亜紀「きたきた」

大吾「おー長尾くんやん。よろしくな～」

長尾「お、お願いします、」

「うちの班だけ4人だけどいいよね？」

亜紀「いいよ。これで仲良くないやつ増やされても困るわ」

大吾「長尾くんAに無理やり連れてこられたん？」

長尾「あ、いえ、、」

「ちゃんと承諾の上で連れてきたんだよ。ね？」

長尾「は、はい」

長尾くんはクラスの中でも目立たない子でいつも黒縁メガネをかけて長い前髪で顔はほとんど隠れている

それでも私は、授業中にみた彼の綺麗な横顔を知ってしまってから長尾くんのことを知りたいと思って頑張って距離を詰めようとしてるんだけど…

「…」

長尾「？！、、、」

いつもの様に、目を合わせようとしてもビクッとして顔を伏せるからまだまだ彼の素顔を知るには時間がかかりそうね、

なんて、そんな事を思ってるのを他所に '' 彼 ''が私を見ていたなんて知る由もない。

大橋「…」

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なにわ男子メンバーはみんな同い年設定です
ご了承ください(＞_＜)