Episode 11 ページ13
私はぽつり、ぽつりと話し始めた。
＿＿私の両親は、いつも喧嘩ばかりしていた。
母はいつも私たちの味方だったけど、父は何かある度に殴ってきて、八つ当たりしてきて、私たちの体はアザだらけだった。
ある日、両親は離婚することになった。
当然、私と姉は母について行った。
これで幸せな日々を送ることが出来る。
＿＿＿そう思っていた。
だけど……母はその三日後に、あっけなく死んだ。
くも膜下出血、だったそうだ。、
悲しくて辛くて、でも私にはまだ姉がいた。
2人で助け合って生きていこう、って、決意した。
暫くは幸せな日々が続いたんだ。
でも、高校三年生の冬。
＿＿＿姉は、自宅で死んでいた。
頭を、銃で撃ち抜かれていた。
とても怖かった。………そんな時。
？？「あれ、妹ちゃんかな？？」
「っ…！！！だれ、…なんでお姉ちゃんを殺したの、！！！」
？？「お姉ちゃんは悪いことをしたからねえ…安心しな、君は殺さないよ」
「………っ、…………」
私は怖くて、動けなかったんだ。情けない。何も、出来なかった。
？？「そんなに怯えないでよ〜、じゃあ、俺らは帰るよ。」
姉の死体を担ぎ、あいつらは消えた。
はっ、となって追いかけた時にはすでに姿が見えなかった。
「っ……許さない、……絶対に…！！！」
固く決意した。
その次の日くらいかな。マスターに出会ったのは。
私の両親を知っていたらしい。
事情を話すと、私にお稽古を付けてくれた。
生活もさせてくれて、本当に命の恩人だった。
あの日から、私はずっと、あいつらを追っている。
＿＿“ BAD “ と呼ばれる、組織を。
私は全てを話し終え、みんなの顔を見渡した。
……そして俯いた。やっぱり、私と一緒に戦ってくれるわけない、そう思った、
＿＿＿その時だった。
い「……俺なら、BADのパソコンに侵入できたりするかもしれない。」
1857さんが、口を開いた。
は「ゆっくりじゃないと出来ないとは思いますけど、僕も少しならできますし…情報は手に入るかもしれませんね。……Aさん、顔を上げて」
ゆっくりと、顔を上げる。
＿＿＿＿みんな、微笑みかけていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
夢主ちゃんと過去は壮絶でしたねぇ…
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れーてぃ(プロフ) - 更新楽しみです！！！！！頑張って下さい！！！！泣 (2021年4月10日 0時) (
レス) id: 32c4873a4c (このIDを非表示/違反報告)
はやて - とても私好みな展開になる予感がしてます。更新楽しみに待ってます、頑張って下さい。 (2021年2月18日 16時) (レス) id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
焙じ茶 - 設定見た瞬間これ好きと思いました。更新大変かと思いますが、頑張って下さい！応援してます！ (2021年2月2日 0時) (レス) id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごもち | 作成日時：2021年2月1日 20時
