夢_ ページ1
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『童磨さん?』
その呼び声に、目を覚ます。
見慣れた優しい笑顔で、寝ている俺の顔を覗く。
「ん?どうしたんだい?」
『冬にこんなところで寝ていたら風を引きますよ。あっちの暖かい部屋に行きましょうよ』
確かに、外はもう日が暮れ、雪も降っている。
「俺は風邪引かないから心配しなくても大丈夫だよ。」
鬼だし、と口には出さずに思う。
手を伸ばしてサラサラとしたその髪を撫でると、
少し困ったような顔をする。
『またそうやって言う…絶対に風邪引きますから早くこっち来てください!』
「分かった分かった」
そう、起き上がろうとした時、
急に足元が崩れ、2度目の、本当の目覚めが訪れた。
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寺乃(プロフ) - 小姐さん» ぜひ見ていただけると嬉しいですー!✨ (9月20日 19時) (レス) id: db666116fc (このIDを非表示/違反報告)
小姐 - 新作だー!!絶対、見まーすっっっ!!^ ^ (9月18日 18時) (レス) @page3 id: d47bf1e932 (このIDを非表示/違反報告)
寺乃(プロフ) - ほしいも(*^^*)さん» ありがとうございますぅぅぅ!!頑張りまっす! (9月17日 16時) (レス) id: db666116fc (このIDを非表示/違反報告)
ほしいも(*^^*)(プロフ) - 新作おめでとうございます!!応援してますぇぇぇぇ (9月16日 19時) (レス) @page2 id: 88768a4726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:寺乃 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mui08081/
作成日時:2023年9月16日 16時