私はただのおたくです!!【鬼滅の刃】 (ページ5)

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4話ページ5

『ん…んぁあ』
大きなあくびをする。もしかして私寝てたのか。まぁそうか。辺りはもう真っ暗で病室に1人でした。

『ん〜？何があったっけぇえええ』

寝ぼけながら寝る前にあったことを思いだ…しました。アオイちゃんに怒鳴られました。
｢大人しくしておいてと言ったはずです！！まだ骨折が治った訳では無いのであまり動かないで下さい！！！私は炭治郎さん達の鍛錬で忙しいのであまり世話は出来ないですが病室で大人しくしておいて下さいよ！！｣
とか言われた気が…え？
待ってアオイちゃん「炭治郎さん達」って言ったな？？言ったな？？
ってことは善逸くんも伊之助も禰豆子ちゃんもいるってことじゃないですかｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!!!

そうと決まれば早速会いに行くぜっ！！！
同じ空間に推しがいるとか考えただけで鼻血出るわ！いや別に…病室1人は寂しいから会いに行くだけだもんね！！←

ﾀｯ…ﾀｯ…

『…っ！？』

足音が聞こえた。誰だアオイちゃんか？いやアオイちゃんじゃない。アオイちゃんはもっと足音が速い、は？そんなアオイの歩幅とか数えてたなんて誰にも言えないし変態じゃないからな！！！

ﾀｯ…ﾀｯ…ﾀｯ…

足音が大きくなっていく…。私は戦闘体制ならぬ戦闘体制ぽいことをした。

もし知らない人だったら1発蹴りを入れてやろう。とか思うんだけど本当はビビりすぎて足がすくんでるんですよ。

｢誰か…いる？｣

『…っ！！！ｱﾞｱﾞｰｰｰｰｰｯ!!!』

｢えええええ？？？！！！静かにっ！！！！｣

口を手で塞がれた。男の子の手だ。暗くてよく見えないけれど髪の毛が黄色がかってるように見えた。

｢んもーびっくりしたよ…って君は誰？鬼殺隊？｣

『んー！んんん！！』

｢あっ、ごめん塞いでたね。んで、君は誰？｣

『ぷはっ…名乗らない者に名乗る名はないから…』

ごめんなさい調子乗りました。かっこいいこと誰しも言ってみたいでしょ？？？ね？？？

｢は？？何言ってんの？？お、俺は我妻善逸…『Aです。』…え？なんで被せて言ってくるの？｣

ほらっ！！！やっぱり！！！！我妻さんじゃないすかぁああああああああああああああああ！！！

｢Aちゃん？かな？よろしくね。てかここ暗い助けて…。｣

『いやこっちも怖いから善逸くん助けて』

うわ、ビビり組結成これ？