10話 ページ13
「はい、あーん」
『あーん』
今日はすみちゃんじゃなくきよちゃんって子が来てくれた。相変わらずかわいい。それして美味い。
『…もぐっ…きよちゃ…ん…もぐもぐ』
きよ 「?どうしました?ちゃんと飲み込んでから話してください!」
『うっす…(ゴックン)
あのさ…きよちゃん達もここまで食事運んでくるの辛いでしょ…?後 炭治郎達とも仲良くなりたいなーって思ったんだけどさ…部屋一緒に出来たりする?』
きよ 「ほー…?私に出来るか分かりませんがしのぶ様ならお許し下さると思いますよ!」
『ほんとぉ?!ならしのぶさんのとこ行こう!!』
きよ 「分かりました!案内します!」
しのぶさんが唯一の光だ!!早く行こう!
……………………………………………
しのぶ 「なる…ほど…。いいですよ!」
『アッ、そんなにあっさり許してくれるんですね。』
しのぶ 「まぁ病室で1人も寂しそうでしたし最近、炭治郎くんたちと仲良くしてますから近い内に同じ病室にしようと思っていたので大丈夫です!」
『ヴッ…心にグサってささる言葉ですね…』
しのぶ 「ふふっ…。そのかわり…」
『…?』
しのぶ 「今度私と一緒に出かけましょう??
左手が完全に治った時に着る用の着物を用意しておかないといけませんからね。」
『…!ハヒ!行きます!!』
なに?これ私死んじゃうの?推しとデート(買い物)とか死んじゃうの??そこで柱の誰かにバッタリ会ったりしたら倒れちゃうよ絶対!!!
しのぶ 「…では私は任務があるので失礼しますね。アオイ達に荷物は移動させてあるので炭治郎くん達の病室に行ってください。…ではまた。」
シュッ
しのぶさんの机に置いてあった本がふわりとなびいてしのぶさんは消えた。
流石 柱 身体能力が全く違う。
『…っと!さぁ!炭治郎達の元へ行くぞぉおおおお!!!』
転けないように走って病室まで向かったんだけどさ…
『アッ…』
曲がり角で足の小指ぶつけたア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ーーーーーッ!!!痛いよ!!!ってかこのまま倒れるくね??やばいやばいやばいやばい左手悪化する誰か助けてっ!!!
? 「…っと…。大丈夫か?」
うわ…誰だろう…?助けてくれた恩人…。
ってはぁ?!!!
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作者名:むぎこ | 作成日時:2019年10月6日 9時