お題「好きな子が高所から飛び降りようとしていた」〈ソウルアビス〉 ページ10
ソウルアビス×A
※ヤンデレというよりかは保護者？
ソウルアビス「───────────は？」
キルオールに実力行使でAの世界に来たは良いものの、その当人はたった今、屋上から飛び降りようとしていた。
我が言葉を発したからかバッとこちらを向いたAは、足を踏み外していた。
ソウルアビス「ッ貴様何をやっている！！」
真っ逆さまに落ちていくAをすぐさま捕まえ、問い詰める。
彼女が言うにはこうだ。
何時ものように虐められているため、面倒臭くなり死亡判定にして面白いこと起きないかな。
ソウルアビス「な……魂を粗末に扱うな！！」
『はーい』
ソウルアビス「反省してないだろう！？」
彼女は頷く。
彼女はそういう子だ、面白いことが大好きで、特に人間の反応が大好物な化け物で少女なのだ。
思わず顔をしかめる我にAは笑いかける。
何を笑っているんだこやつは……貴様の魂が穢れては困るんだが。
極めて上質なAの魂は、我が最も欲するものであり、あらゆる手段を使ってでも奪い取ろうとした。
が、周りに居る厄介極まりない奴らから猛攻撃を受け、少し懲りたので多少大人しくしてやっているのが今の現状だ。
ソウルアビス「そうだな、少し提案がある。
今からその下劣な人間に試練を与え魂を採取する、我は人間の魂が手に入り、貴様も哀れな人間どもの反応が見られる。どうだ？」
彼女は頷く、目を細め、口角が上がっている。
彼女は人間では無い、夢の世界の住人だ。
彼女に手を出した愚かな人間の魂などこれっぽっちも要らないが、Aが楽しそうなので良しとする。
全く、我が護ってやらねばならないぐらい危なっかしい魂など、あってはならないはずなのに。
【余談】MUGENの子達のヤンデレについて→←お題「好きな子のタイプが自分とかけ離れていた」〈Gターゲット〉
ラッキーカラー(P)
7P
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ムゲン(プロフ) - こちらこそいつも素晴らしいヤンデレをありがとうございます！！ (3月22日 20時) (
レス) id: d2e2a60b2a (このIDを非表示/違反報告)
バニー芳一 - お題使っていただけて嬉しいです、ありがとうございます！良いヤンデレご馳走様です (3月22日 11時) (レス) id: 199524ed07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムゲン | 作成日時：2024年3月22日 1時
