〈募集企画〉無上学園の異世界録〈募集中〉

５・影世界、異形について ページ6

影世界とは、先述の通り私たちが普段目にしている陽世界と重なる様にして存在しているもう一つの世界です。この“影世界・陽世界”という名称は便宜上人間が付けたものですので、異形側は知らない事もあります。


影世界は異形が蔓延る世界です。一口に異形と纏められていますが、異形には様々な種類がいます。
古今東西で語られる吸血鬼や鬼、妖怪などもこの類ですが、彼らは必ずしも影世界でのみ生まれる訳ではありません。
陽世界にルーツを持つ異形も少なからずいます。こちら側がルーツの異形達は(あくまでも基本的には)友好的であったり、温厚な気質の者が多いです。そうでもなきゃ世界がこんなに平和な訳ないだろ。

陽世界の異形は、勿論陽世界にいた方が実力が出せます。そこは人間と同じです。


影世界にルーツを持つ異形についてですが、
基本的に、あくまで基本的に、言語や文化の存在しない世界ですので、例外を除いては知能を持つものも珍しいです。
一部国の様な統治された場所もありますし、かなり高位の異形であれば、こちらの世界に来た事があったり、また世界を跨がずとも観察していたりで知識、知恵を持つこともあります。

そこで、何故影世界の異形がこちらへ害をなしたり、戦いに来るかですが
影世界はとあるキッカケにより、世界全体に存在して居た魔力泉などの魔力、妖力をはじめとする力の源が破壊され、世界全体が力を失った状態です。
本来のつくり、異形としての特性により、影世界の住人の方がこちらの人間よりもこの魔力等が体や力の維持のために必要です。
なので、陽世界へ来て生命エネルギーや地脈の力で等を奪いに来ているんですね。
元々あちらとこちらでは同じ力でも質が違うので、キッカケのせいで来るようになったというよりは、キッカケが出来た事で飢えた異形が更に来るようになったという形です。


完全な人型の異形はあり得ますが、ただの人間が影世界出身である可能性は０です。人間はあくまで陽世界の存在です。


また、世界設定にある通り、特殊な外的要因がない限り、能力者であっても影世界に行くことは不可能です。





確かな事は、影世界生まれだったりすると考慮すべき設定が増え、大変面倒くさい事になる。
という事です。設定として盛り込もうとお考えの方はその辺りご了承ください。

(中途半端ですが、随時更新します)

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