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ゆらゆらと揺れる視線と目が合うとすくりと光は立って俺と距離を置く
俺も光と視線を合わせたくて、立ち上がろうとすると顔を背けられた
「ひかる、」
「なんで来たの」
「お前が学校行ってないって…」
「俺に学校行かせたいの」
「違う、光が辛いなら話を聞こうと思っただけ」
最後に話したのはそんなに前ではないはずなのに、俺の記憶よりも幾分か低くなった声
いつも俺を慕っていたその声がなんだか少しだけ遠くて。
「つらくなんかない。なんにもない。
行きたくないから行かないだけ」
「なんもないことないだろ、クラスメイトだって心配してる」
「教室に行ったの?」
キッと睨まれて足が竦む。光がこんな目で俺を見ることなんてなかった
光が、こんな顔するなんて知らなかった
「委員会で行くことがあったから…
光のことを聞きに行ったわけじゃない」
「信じらんない、なんなの。」
知らなかった。
知らなかったけど、知った気になってたんだ。
光のことならなんでも分かるって。
俺は光のこと誰よりも知ってるんだって。
あぁ、この先は聞きたくないな、見たくないな。
そう思うのに映像は止まってくれなくて。
耳を塞いでも目をつぶっても脳に直接再生される最後の記憶
光から俺に当てた最後の言葉
「薮は俺の事好きかもしれないけど、俺は薮のこと嫌い。
ずっと前から大嫌いだったよ」
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あい - いつも読ませていただいています!伊野尾くんと薮くんの絡みが読みたいのでその二人のお話をリクエストさせていただきます!ぜひよろしくお願いいたします。 (2020年7月15日 1時) (レス) id: b71f46fd02 (このIDを非表示/違反報告)
トヤ(プロフ) - ゆーみんさんの小説、いつも楽しく読ませていただいています(*^-^*) リクエストなのですが、ゆとやぶのお話が読みたいです…!もしよろしければ、お願いします…! (2020年7月13日 4時) (レス) id: f00182d8f0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかにゃん(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます!君と僕との約束二回更新になってますがいいんですか??流し見しただけですが内容が同じなので… (2020年7月12日 19時) (レス) id: e8775be928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーみん | 作成日時:2020年4月13日 1時