検索窓
今日:12 hit、昨日:31 hit、合計:23,995 hit

ページ42

____






俺が高校生3年生になった時、光が学校へ行かなくなったと親伝いに聞いた


生徒会に所属していた俺はその権限を上手く利用して、光のクラスを偵察してどうして光が学校へ行かなくなったのか調べた



光のクラスは至って平穏そうで、素知らぬ顔で「八乙女くんいつも来てないの?」と聞いたら「なんで休んでるのか分からない」「光くんが居ないとちょっとこのクラス大人しいんですよね」と口を揃えて言っていた



クラスメイトはいい子たちだった。

尚更光が何に苦しんでるのか分からなくて、直接聞きに行こうと思った



なんだかんだ光の家に行くのは俺が中学に上がって光が駄々をこねた、あの日以来だった



懐かしい気持ちになりながらインターホンを押すと光の母親が出てきて、お久しぶりです。なんて世間話をしながら光の部屋に案内してもらった


ノックをしても返ってこない返事に痺れをきらして入るよ。と扉を開ける



「光…?」



もう日もくれていると言うのに、電気を付けないで薄暗い部屋に閉じこもっている光は俺が知っている光じゃなかった


顔色が悪く少し痩せた気がして、ちゃんと食べてるのか。と聞いた

いつもハツラツとして元気いっぱいなのに、暗い部屋に同化するようにいたから、リビングに行こう。と声をかけた




それでもピクリとも反応しなかったから、小さい頃のように光の隣に座って「どうしたの、何が怖い?」と光の顔を覗き込む

・→←さようなら、大嫌いです



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 八乙女光 , 薮宏太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あい - いつも読ませていただいています!伊野尾くんと薮くんの絡みが読みたいのでその二人のお話をリクエストさせていただきます!ぜひよろしくお願いいたします。 (2020年7月15日 1時) (レス) id: b71f46fd02 (このIDを非表示/違反報告)
トヤ(プロフ) - ゆーみんさんの小説、いつも楽しく読ませていただいています(*^-^*) リクエストなのですが、ゆとやぶのお話が読みたいです…!もしよろしければ、お願いします…! (2020年7月13日 4時) (レス) id: f00182d8f0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかにゃん(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます!君と僕との約束二回更新になってますがいいんですか??流し見しただけですが内容が同じなので… (2020年7月12日 19時) (レス) id: e8775be928 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーみん | 作成日時:2020年4月13日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。