明日に向かって手を伸ばせ

ヒカリユメ ページ26

曲パロです。
最後まで読んでから曲を聴いてください()


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薮はアホだ。
普段はしっかりしてるくせに、私生活はダメダメで時々ネジがはずれてる



そう、例えば。


薮は一日オフらしくて、俺も昼過ぎまでしか仕事がなかったから、帰りに薮の家に寄ったとき

玄関開けて、どーぞ。なんて言ってる薮をみて驚愕した



｢お前…Tシャツ前と後ろ逆じゃね？｣



｢え、まじ？｣



自分で首元を引っ張って確認して、その後おもむろにTシャツを脱ぎ出したから、ビンゴ



｢俺、さっき郵便物受け取っちゃったよ…
頭悪いやつだと思われた｣



｢頭悪いだろ
夕方まで気づかないって、、苦しくなかったの？｣



Tシャツを直して、全然？と首を傾げるこいつにいつかとんでもないことをやらかす気がした。








そう、例えば。



｢ちょっ、、まじやめて！！なにしてんの！？｣



｢にゃー、、にゃ、？｣


撮影が終わって飯でも行こうかと2人で外を歩いてた時。

路地裏になにかいたのか、そっちへ向かう薮について行くと俺の天敵と会話を試みていた

ちなみにこれが初めてじゃない。



野良猫と思わしき猫に、にゃーにゃー言いながら話しかけてる薮は可愛かったけど、一刻も早く抜け出したかった


猫はお呼びじゃないんだよ。



｢光もこいよー
可愛いよ？｣



｢どこが！！｣



｢そんなに怒らなくても…
な？光は怖いにゃー？｣



にこにこしながら猫を見てる薮に、まぁいいか…と俺が折れた事もあった気がする

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