明日に向かって手を伸ばせ

＊ ページ13

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ふにゃりと笑って、首をこてんと傾げる仕草がたまらなく可愛いのに、その容姿はモデルさんですか。ってくらいにスタイルよくて。



やばい、やばい。


｢大ちゃん、これは一体…｣




｢あ、俺飲みもんとってくんね！
なんか話しといて！頼んだ！｣


｢おー｣


｢えっ、大ちゃん！？｣


明らかに狙って出ていった大ちゃんと、とりあえず座る？とラグを指す彼

恐る恐る歩み寄ると、いいよー座って座ってと隣をポンポンしてた。可愛い。



｢あの、えっと…｣



｢山田くん、涼介くん、、りょーすけ、｣



え、めっちゃ名前呼んでるじゃん…

無意識なの？
りょーすけって、、どうしよう語彙力失ってる。


｢あ、ごめん。
そんな縮こまらなくて大丈夫だよ｣


｢でも…いや、その｣


｢親戚のおじさんみたいなもんだからさ
大ちゃん、俺のはとこなんだよね。

それで時々あって遊んだりしてるんだけど、急にあいつ俺の出てる番組の話するようになって、どうしたのかと思った｣


山田くんのおかげか。
あいつ俺の事、無職とか言ってた時期あったからな。

と、ケラケラ笑ってるのがちょっとだけ大ちゃんに似てた。


大ちゃんとはとこって、うっすらと血縁関係あるってことでしょ？
全然似てないんだけど……



あ、、太陽みたいなのは、似てるかも。

自分だけの輝きを持ってるのは同じかもしれない。

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