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YU「認めざるを得ないでしょ。
親父達から聞いた、お前がコイツらから逃げたこと。
それくらい防弾少年団はぶっ壊れた訳だろ?ま、俺のせいだけどよ。
でもそっからここまで立て直した。
全員が半年ちょっと見ねぇうちにドンドン才能伸ばしてよ」



私を見ながら話すユンウはなんだか震えていた。

どういう心情なのか、それは分からないけれど確かにユンウは言った。
認める。とそう言ったんだ。



「……やったっ……」



小さく漏れたその言葉。

それは隣にいたユンギオッパに聞こえていたらしく、そっと頭を撫でられた。
周りのみんなも優しく私を見つめていて、込み上げるものを我慢することが出来なかった。



『……よし。
満場一致だね。
君達のCDは明日韓国中に出回る。
デビュー日は明後日だ』




そう残してPDは去っていった。

気付けば家族も姿を消していて、スタッフさん達もいない。
小さなステージに私たちだけがただ唖然としている。



JN「明日、だって」

JH「信じらんないな……」

TH「ジミナ〜!!」

JM「ちょっと!泣くのはいいけど鼻水衣装につけないでよ!!!」

NJ「良かったですね、ヒョン、A」



各々が言葉を漏らす中、ナムジュニオッパは私たちに笑いかけた。


ハイッ!と頷くと今まで静かだったグガは突っ込んできて、そのまま私を持ち上げた。



JK「ヌナー!!!」

「回さないでぇええぇ!!?」



少し前にもあった気がする。
嬉しい時にグギにグルグル回されること。



YG「ジョングガ、下ろしてやれよ」



そうは言いながらもケタケタと笑うユンギオッパ。

助けようとしてくれてるのか、そうじゃないのか。


ただひとつ言えることは、今が、今までで1番。
楽しくて嬉しいってことだけだ。

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , バンタン
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とあるA(プロフ) - るるさん» ただいま誤字脱字の修正中でして……明日にでも全体公開にさせて頂くつもりですので、暫くお待ちください。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: fa0276d033 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 第3章読みたいんですが、、パスワードがいりますよね、? (2019年8月22日 15時) (レス) id: d7b9673173 (このIDを非表示/違反報告)
ucky7(プロフ) - 絶対オチ無し! (2018年7月15日 23時) (レス) id: 9740a3e687 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - テテオチでお願いします! (2018年7月12日 7時) (レス) id: ed863df02b (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード - オチありで!テテがいいです!! (2018年7月8日 22時) (レス) id: 54732c344b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とあるA | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年5月20日 2時

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