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ふと手が覚めて、時間を見ればそこそこの時間。

いつものように私を抱き枕代わりにしているテテオッパの腕と脚からすり抜け、リビングへ顔を出せばやっぱりジニオッパは既に朝ごはんの準備。

一体この人は何時に起きてるんだ。


1年経っても解決しない疑問は、きっといつまでも解けない。



「おはようございます」



おはよ。と笑顔で返してくれるオッパの隣に立ち、お皿を出したりスープを作ったり。

前までなら何していいかも分からなかったのに、気付けば同じレベルで料理出来てるんじゃないか。なんてちょっとした自惚れ。



JN「緊張してるでしょ」



アハハと笑うジニオッパに、え?と首を傾げる。




JN「流石にコップにゴマ油注いでるの見たら僕でも分かるよ〜」



耐えられないと言わんばかりに笑い出すジニオッパ。
言われて気付くのは、コップに並々と注がれたゴマ油。


違う、本当はお茶入れてるつもりだったのに。


コップ片手に、中の油をどうしようかと慌てているとジニオッパは私からそれを取り上げ、シンクへ流してしまった。



「え……ちょ!」

JN「……いいの。
流しちゃえばいい。
"どんなモノ“も邪魔する気持ちも、全部流して見なかったことにすればいい」



きっとこの言葉は、ユンウの事を心の隅に追いやって見ないふりしていることに対して言っていた。
流石に長男と言うべきなのか、私の心の中はプライバシーなんてないくらいに見透かされている。


ほら、スープよそって。みんな起こしに行こう。と私の肩を叩いたオッパ。

何となく、またちょっぴり不安がなくなった気がした。

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とあるA(プロフ) - るるさん» ただいま誤字脱字の修正中でして……明日にでも全体公開にさせて頂くつもりですので、暫くお待ちください。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: fa0276d033 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 第3章読みたいんですが、、パスワードがいりますよね、? (2019年8月22日 15時) (レス) id: d7b9673173 (このIDを非表示/違反報告)
ucky7(プロフ) - 絶対オチ無し! (2018年7月15日 23時) (レス) id: 9740a3e687 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - テテオチでお願いします! (2018年7月12日 7時) (レス) id: ed863df02b (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード - オチありで!テテがいいです!! (2018年7月8日 22時) (レス) id: 54732c344b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とあるA | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年5月20日 2時

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