YG ページ30
ぞろぞろと起きてきた弟達。
1つ上の兄と共に彼らを準備させて、リーダーと紅一点がいない中レッスンへと向かった。
今日は8時間のダンスレッスン。
その内、5時間はジミナを抜いた7人でのレッスンだとマネヒョンから告げられた。
YG「なんとか……なればいいけどな」
ポツリと漏らした言葉に反応したのはジョングガ。
JK「俺、8人じゃないとデビューしたくないです。
7人だけのレッスンなんて、したくない。
ヒョン、本当に俺らは7人になっちゃうんですか」
YG「……ならねぇよ、絶対。
ならない為に今ナムジュニとAがいないんだから。
レッスンサボってんだ、解決してもらわねぇと困るだろ」
自分よりも幾分か高いジョングガ。
腕を伸ばして頭を叩いてやれば、ニンマリと笑って。
JK「そういうのはヌナしか受け付けてないですっ」
って。
満更でもないくせに。と両手で髪がグシャグシャになる程にいじり倒すとやめてください!!と笑った。
そう、お前達はそうやって笑ってて。
嫌でも知っていくこの世界の汚さとか、辛さとか。
そういうのは、まだ知らなくていい。
胃もたれしそうな程に執拗い批判。
目眩がしそうなくらいに続く俺たちを馬鹿にする声。
そんなのとっくの前から覚悟はしてる。
けどそれはきっと、俺とジニヒョン。
ナムジュ二とAだけだろうから。
ナムジュ二もAも、俺とジニヒョンが守ってやりたいけど。
きっとあの2人のこと、デビューが告げられてから……いや、この事務所に入ってから覚悟をしてるから。
だから、4人で。
お前達に嫌な思いをさせないように。
精一杯努力してくから。
今だけ、ちょっとだけ我慢してな。
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とあるA(プロフ) - るるさん» ただいま誤字脱字の修正中でして……明日にでも全体公開にさせて頂くつもりですので、暫くお待ちください。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: fa0276d033 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 第3章読みたいんですが、、パスワードがいりますよね、? (2019年8月22日 15時) (レス) id: d7b9673173 (このIDを非表示/違反報告)
ucky7(プロフ) - 絶対オチ無し! (2018年7月15日 23時) (レス) id: 9740a3e687 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - テテオチでお願いします! (2018年7月12日 7時) (レス) id: ed863df02b (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード - オチありで!テテがいいです!! (2018年7月8日 22時) (レス) id: 54732c344b (このIDを非表示/違反報告)
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